この前、年金定期便が届いたので、何歳まで生きればいいのか計算してみた。

 

 私が定年(60歳)までに払った総額は約2000万円である。現在契約職員で働いているが、65歳まで働いたら、追加で200万円くらい払うことになる。なので、総額2200万円である。

 なお、受け取る年金額は65歳からで、年間240万円である。

 

 元を取るというのでは、9年くらい生きればいいのであるが、実際は勤務先も同額払っているので、4400万円を受け取ってしかるべきである。よって、18年ちょっと生きれば本来の元が取れる。

 65歳からだと83歳まで生きる必要があるが、男の平均年齢が81.6歳なのでそれより頑張らないといけない。

 

 ここでは、遺族厚生年金のことは考えていないので、配偶者がいれば早く死んでも元は取れる可能性はある。

 

 しかし、4400万円というのは利子を考えない場合である。今の金利はほぼゼロであるが、以前の利子は結構高かった。また、年金は年金機構により運用されているが、その平均収益率は3.7%である。

 

 毎月の積み立て額は給料に合わせて変化していくので、あまり細かい計算はできないが、感覚としては、6000万円くらい貰えば、利子も考えた元が取れるのではないだろうか。

 としたら、25年くらい生きる必要がある。なので、90歳ということになる。

 まあ、自分が何歳まで生きるか分からないが、目標にはなるかも知れない。

 

 厚生省としては、高齢者は早く死にますようにと祈るでしょうね。