歌は世につれ、世は歌につれ
新型ウィルスに苦しんだ世界の人々を
歌声で抱き留め支えたい
さあ、歌っていただきましょう
○○の・・・
歌は世につれ世は歌につれ、というフレーズは歌謡番組で進行係がよく使うフレーズで、玉置宏氏(昔の有名なアナウンサー、司会者)らがよく使っていた。
今年の紅白で言えば、松任谷由美の「守ってあげたい」だろうか。私は、この曲を最も楽しみにしている。
この曲は、薬師丸ひろ子主演の映画「ねらわれた学園」のテーマ曲である。映画は1981年で、私が大学生真っ盛りの頃であった。
この曲は作曲大賞を受賞している。と言っても、この賞は長続きしなかったので、覚えている人は少ないだろう。たまたま、ラジオで中継をしていたのを聞いていたのであるが、ユーミンが選出され急遽この曲を歌った。番組側もユーミンも歌を披露することになるとは思っていなかったらしく、伴奏はギターかピアノのみだったことを覚えている。
ユーミンは音程を外しながら歌ったのであるが、ユーミンは実は歌がうまくないことを知ったとともに、ユーミンの歌の中で最も心に響いた歌でもあった。
さて、夕刊紙を読んでいると、英国の調査で、どの時代の曲を聴くか(調査では、何歳で新しい音楽を買わなくなるか)と聞いたそうである。その結果、10代、20代半ばまでだそうである。
私の場合も、本当にその通りである。30歳以降でCDを買って聞いていた曲は、ほとんど中島みゆきや1970年代、1980年代初めにヒットしていた歌謡曲(懐メロ)である。
1990年以降にも好きな曲は多くあったが、買った曲は、ドリカム(LoveLoveLove)、Kiroro(長い間)、辛島美登里(サイレント・イブ)くらいだった。
最近の人も、今後は青春時代に聴いていた曲を聴くのであろうか。
ジャニーズや48系の歌が今後に歌い継がれると思われないが、どうなるであろう。
投票券と抱き合わせでのCDの販売、ユニットで人を入れ替えするシステムは、今後廃れていくと私は思っている。良くこんな非人間的なシステムを続けてこれたものである。秋元康と竹中平蔵は、搾取という点で共通している。
以上、年末の感想。