パルナスのCMは、関西のテレビ圏にいて50代以上だったら、知らない人はいないだろう。

ズンチャッチャ ズンチャッチャ 甘いお菓子のお国の便り お伽の国のローシアの・・・

 

 子供達が見ていたのは、朝のマンガ劇場、ムーミンだったり、ジャングル大帝だったりした。ムーミンはカルピス漫画劇場で日曜の夜に放送されていたが、その再放送である。(ただ、同じシリーズの放送は同時期にはなかったように思う)

 

 その番組のスポンサーになっていたのがパルナス製菓で、ケーキやピロシキを販売していた。ケーキなど滅多に口にできない世代だったので、お伽の国の出来事のように感じたものである。

 

 パルナス製菓は2002年に解散している。一時は、大阪、神戸を中心に200店舗展開していたようである。徳島にはなかったのではなかろうか。

 

 パルナスの歌の曲調は何となくもの悲しく、日曜が終わる悲しさを朝から感じさせたものである。ちなみに、派手な曲調ながら、日曜の終わりを印象づけるのは、笑点のオープニング曲であった。これを聞くと暗い気分になったものである。

 

 なお、カルピス漫画劇場では、オズモンドファミリーがCM出演していたが、日本語で歌っていた。冷たい冷たいカルピスだ、と言っていたが吹き替えかなあ、ちょっと疑問。