特別給付金10万円/人が配られ始めたが、その申請用紙には、10万円はいらないとのチェック項目も設けられていて、志の高い人は気楽に辞退できるようになっている。

しかし、10万円は黙って受け取るべきだと、私は思う。なぜなら、このようなバラマキを財務省が黙って見ているはずがなく、将来の増税もすでに検討しているであろう。もう実例はあり、震災後の復興特別税はまだずっと続いている。その税率をアップさせればいいだけである。国家公務員の給与減額も2年間実施されたが、それも今回実施されるかもしれない。財務省は取る気満々であるが、今言うと反感をかうのでおくびにも出していないだけである。

 

もし復興特別税の税率が上がって増税されるなら、給与をもらっている人は、結局もらう額以上の税金を払うことになるだろう。俺は困っていないから10万円はいらない、と思っている人も多いだろうが、善意につけ込むのが財務省なので、騙されてはいけないのである。