東京都の感染者が、5/1が165名、5/2が160名となり、直前の日の数十人から大幅に増えた。

慶応大学病院でのPCR検査でも報告されたように、潜在的な感染者は多いのだから、検査をすれば増えるのは当たり前であり、この感染者数にデータとしての価値はない。

また、抗体検査を行ったところ、6%に陽性が見られたとの報告もある。母集団は、医療従事者や希望者(過去に熱が出た人多く含む)なので、全くの一般者というわけではく、本当の市中よりも高めかと思われる。それでも%のオーダーで感染していれば、東京には十万~数十万人以上の感染者・感染経験者がいてもおかしくはない。100人など、その0.1%以下である。

 

ところで、パチンコ業界がスケープゴートになってしまった。別に擁護するつもりはないが、パチンコを止めたら感染者が減るんですか。そこのところを説明した識者や知事はいない。全員が自粛しているのにけしからんという感情が先行しているので、誰も異議を唱えない。パチンコ愛好家以外は。

 

風俗業もバッシングが厳しい業界である。彼らは休業補償的なものを貰えるのであろうか。おそらく貰えなさそうである。品行方正な人々がクレームを付けるであろうから。

ニーズがあるからこの職業がある。社会の暗部もやはり社会の一部である。

ある国会議員は、自粛の号令の最中に風俗に行って、変態は最高の褒め言葉と言ったそうであるが、どうせたたかれるのなら、風俗は最高の癒やし場所、キャンキャン吠えるスピッツのような蓮○では抜けない、とでも言ってほしい。