何でもない日、バンザイ。 | 鳥の巣文庫

鳥の巣文庫

鳥の巣文庫は、好きな本(絵本・小説・詩集・写真集など)を集めた小さな図書館です。
私のお気に入りの作品を紹介したり、自作の作品を発表します。
いつの日か、鳥の巣文庫から自分の作品を出版したいと思っています。

行ってらっしゃい、気をつけて。

 

 

 

 

 

電車の遅れはない。

 

一安心。

 

今日も花粉は多そうだけど、

薬効いてるみたいだし。

 

一安心。

 

 

 

 

事故に遭わないように。

 

怪我をしないように。

 

地震が起きませんように。

 

嫌なことがありませんように。

 

仕事頑張ってね。

 

部活頑張ってね。

 

私も仕事頑張るね。

 

 

 

 

 

 

 

夜にはまた、ここに無事に帰って来てね。

 

特別何の予定もない、ごくごく普通の、

何でもない日。

 

家族を送り出し、自分もこれから出社です。

 

朝から、家族にいろいろ声をかけて。

 

今、一人の時間も心は、祈りでいっぱいです。

 

 

 

 

 

 

 

小さなささやかな、家という巣から、朝飛び立つ。

 

日が暮れたら、戻る場所。

 

迷わず、戻れる場所。

 

 

 

 

 

 

 

何でもない日を大切にしたい。

 

何でもない日常に感謝。

 

 

 

 

 

 

 

 

行ってらっしゃい。

 

行ってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019/3/19  創作

別ブログにて発表済みの詩です。

家を鳥の巣のようだと考えるようになってから

より一層、家への愛着が湧くようになりました。

鳥の巣文庫の名前の由来になった、始まりの詩です。