行ってらっしゃい、気をつけて。
電車の遅れはない。
一安心。
今日も花粉は多そうだけど、
薬効いてるみたいだし。
一安心。
事故に遭わないように。
怪我をしないように。
地震が起きませんように。
嫌なことがありませんように。
仕事頑張ってね。
部活頑張ってね。
私も仕事頑張るね。
夜にはまた、ここに無事に帰って来てね。
特別何の予定もない、ごくごく普通の、
何でもない日。
家族を送り出し、自分もこれから出社です。
朝から、家族にいろいろ声をかけて。
今、一人の時間も心は、祈りでいっぱいです。
小さなささやかな、家という巣から、朝飛び立つ。
日が暮れたら、戻る場所。
迷わず、戻れる場所。
何でもない日を大切にしたい。
何でもない日常に感謝。
行ってらっしゃい。
行ってきます。
2019/3/19 創作
別ブログにて発表済みの詩です。
家を鳥の巣のようだと考えるようになってから
より一層、家への愛着が湧くようになりました。
鳥の巣文庫の名前の由来になった、始まりの詩です。