昨日のつづき…っていうか、昨日の説明では分かりづらいとの意見があり、追加説明です。


1) 「結合セル」の●の意味

amiza_retのブログ-1) 「結合セル」●の意味

○で指定したセルでも、●のセルで値が変わった場合は結合をしません。

上記の画像のように、上と同じ値でも結合をしたくない時(「県名」が変わった場合は結合をしない)に●を使用します。


2) 「文字色抽出」の意味
amiza_retのブログ-2) 「文字色抽出」の意味

Excelのフォームから[文字色抽出]ボタンをクリックすると、「文字色抽出」の項目に○が付いた列の色情報を記入します。

上記の例ですと、

緑区熱田区」の「緑区」は、1文字目から2文字目がExcelの3という色(赤色)

という意味になります。それらは/(半角スラッシュ)で区切られます。
」は3文字めから3文字目がExcelの1という色(黒色)

熱田区」は4文字目から6文字目がExcelの14という色(緑色)

それらは、,(半角カンマ)で区切られます。


この情報をInDesignに渡し、InDesignの文字スタイルにて色付けを行ってます。

(なので、プログラム上では使用する色を決めています。もし、InDesignの文字スタイルにない色がExcelに使用されていたら、ログ出力しております)


そもそも、このプログラムを作った理由は、基幹システムなどからもらうデータは、結合されていない情報ですが、組版する際は結合された見易い表にしなければなりませんでした。


InDesignのjavascriptで、セルの結合は簡単なのですが、結合した後の管理(?)というか、番号の取得がかなりめんどくさい…のです(私がどんくさいのかも知れませんが…)


で、Excelの結合はInDesignで持ってこれる。が、色や書体やコラム幅は持って来ない。

ならば、Excel上に指定しておき、それをInDesignのjavascriptでキレイにしましょ。

って思ったのです。


実際の仕事にも使用しました。

InDesign側では、セル内のあふれ処理(長体処理)やら、色々してます。

その時の仕事では、Excel側でページの処理(InDesignで組版した時は何ページになるか)もしてます。

その結果、かな~り遅いのですが、このプログラムがなければ、徹夜続きで、今頃、ブログなんて書いている状態ではなかったかも知れません(笑)