大切なのに
気付けなかった事
……ごめんなさい
今までのあなたは
ずっと誰よりも
一番側で
見てくれていたし
守ってくれていた
なのに私は
それに気付けてなかった
あまりに当たり前すぎて
気付かなかったし
気付けなかった
あんなにも近くにいたのに…
時にはお洒落して
私の事をときめかせてくれたよね
寝坊してしまった朝や
忙しくて疲れてる夜は
いい加減に扱ってしまったりして
ごめんなさい…
甘えてたんだろね
私のものだからって
適当にしていても大丈夫
なんて
どこかで思っていたんだと思う…
失ってしまってから
ようやく
あなたの大切さに気付かされた
でももうお別れだからって
私の心だけでなく
最後の最後に
私の体まで傷つけていくなんて…
酷いよ……
酷すぎるよ……！！
私があまりにも
気付かなかったからって
ずっと見ていて欲しかったから？
ずっと覚えていて欲しかったから？
だから最後に私を傷つけたの？
何も見せ付けて
いくことないじゃない……
なんでこんなに痛いの？
涙が止まらないじゃない…
あんなに
ずっと優しかったのに
私を輝かせてくれていたのに
凄く……
痛くて……
痛くて………
…………涙が止まらない
まだあなたがいるみたいで
痛いよ……
ずっと側で見ていた
つもり
だったのかな……
あなたの事を
こうやって
ちゃんと見つめる事が出来たのは
初めてかもしれないね
いつも近くに居過ぎたんだね…
ずっと生まれたときから
守ってきてくれていたのに
また生まれ変わっても
私の元へ還ってきてね
大切なあなたへ
……MATSUGEさん
ありがとう
あなたは誰(何)を想像しましたか？
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