量的金融緩和政策(Quantitative easing:QE)とは、金融政策の一つだ。
一般的な金融政策は、政策金利をコントロールすることによって景気を刺激する。
しかしそれが不十分な場合、資金供給量を増やすことによって、景気を刺激するのが量的緩和政策だ。
ではなぜ量的金融緩和が必要なのか?
通常の政策金利のコントロールでは、なぜだめなのか?
ということで、まず通常の政策金利コントロールからまとめよう。
まず金利が下がれば、お金を借りたい人が借りやすくなる。
というのも金利が下がれば資金調達コストが下がり、損益分岐点が下がるからだ。
たとえば1億円の資金を借りて、アパート経営を行うビジネスを考えよう。
アパート経営の平均的な表面利回りは、8%から12%くらいだというから、資金調達コストは非常に重要だ。
すなわち、金利(利子率)が5%で借りてアパート経営するのと、金利3%で借りて経営するのとでは、天と地ほどの差が出てきてしまうのだ。
読むべし!とまでは言いませんが。
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