株式投資で難しいのは、上がる株を見つけることではなく、株をうまく売り抜けることだ。

ただ安値で買って高値で売れば良い、と言うだけの話であるが、そう簡単ではない。

保有株の株価が上がっているときは、株が下がり始めた時が売り時になるのだが、買ったときより株価が下がっているときは、いつ手放すべきかが非常に難しくなる。

株を買い付けるときは「まだ上がるだろう」と思って買い付けるわけだから、そう思うのは当たり前の話だ。

株価というのは買ったときの価格に対して「上がる」か「下がる」か「揉み合う(現状維持)」と言う3パターンの動きしかしないわけであるが、上がるか下がるかは実は誰にも分からない。

だから順調に上がっていた株も、ある日突然ズドンと落ちることがある。

たとえばこんな感じで右上がりになっていても、突然最初の株価水準まで一気に戻ってしまう。

 

なだらかに上がっていても、ある時から突然トレンドが変わって、なだらかに下がっていくこともよくある。

なだらかに上がっていき、なだらかに下げていく日足チャート

この二つの図はどちらも左半分は上昇トレンドで、右半分は下降トレンドになっているわけだが、こうなると基本的にさっさと損切り(そんぎり=損を承知で売る)しなければならない。

ぐずぐずしていたら、大事な資金がドンドン目減りしていってしまうし、場合によっては会社が倒産したりして、株が紙切れになってしまうわけだから。

しかしどのタイミングで売ればよいかは、非常に判断が難しいし勇気が要る。

ほかに上がっている銘柄が見つかれば、さっさと手じまいして乗り換えれば良いのだが。

 

見ないと損するとは言わないけど。

 

 

 

 

 

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