貸株注意喚起が出ると株価はどうなるか。

これはケースバイケースなので、何とも言えない。

まず株価上昇中に貸株注意喚起が出たり、売り停止になったりすると、株価は上昇しやすい。

というのも貸株注意喚起が出るときは、すでに逆日歩がついているはずなので、買い戻し圧力が強いからだ。

しかし売り停止になったから株価が上がるとは言えない。

というのも、貸株不足で売り禁になると、同時に増し担保規制がかかることが多いので、信用買いする人も減って、買いの力も弱まるからだ。

貸株不足は、相場の過熱感の表れでもあるので、信用取引規制がかかる事が多く、増し担保規制が入ると、売買参加者ががくっと減ってしまう。

というのも売り停止になると、売ってすぐに買い戻して儲けることができない。

つまり売りから入って資金を回転させる売買ができなくなる。

また増し担保規制がかかると、信用取引で売買できる株数も減るから、買って売るという形で回転させる方もやりにくくなる。

となると、デイトレーダー達は、規制なく自由に売買できる銘柄を求めてさっさと株を売って他の銘柄に移動してしまうからだ。

そうなると売買代金は何割も減ってしまうことになるので、売り停止になったら、ピークになることも多い。

ただし、貸株注意喚起・新規売り停止になっても、株価が爆上げするケースもある。

それは株価が上昇中に貸株注意喚起・新規売り停止になった場合だ。

要するに、買いの勢いが衰えない状態で、貸株注意喚起・新規売り停止になると、踏み上げ相場になる。

とある東証一部上場企業の日足チャートで、貸株注意喚起後の様子を見てみることにする。

この銘柄は、株価上昇中に貸株注意喚起が出て、株価下落中にも貸株注意喚起が出ているから面白い。

上昇銘柄で貸株注意喚起のパターン 信用取引で大損(3)図解/貸株注意喚起と株価 : 株式投資は信用取引で儲けろ!信用取引入門

5分くらいで読めます。


 

ブログランキングにエントリーしています。

お仲間の報告を見てみましょう。

 

  にほんブログ村 株ブログ 株 デイトレードへ  にほんブログ村 

 

にほんブログ村 株ブログ シニア投資家へ  にほんブログ村 

 

にほんブログ村 株ブログ 低位株・ボロ株へ にほんブログ村

 

お薦め株式投資本