一度目の手術が無事に終わり、後は無事に回復してくれる事をひたすら信じ、毎日母乳の配達を1時間か

けて行っておりました。2ヶ月位たった頃、初めて「退院」の言葉が先生の口からいただけました!!嬉し

い反面、よくよく考えたら、「えっ?もしかして私1人で面倒みるの??看護婦さんは家にはいないんだ

!!」っていう当たり前の事に気がつき..大丈夫かな..?何かあったらどうしよう..って思って不安と

格闘してましたガーン。そんな矢先、面会に行ってみると、何かゆうまの様子が変..。眠ってるのに、

心拍は200をこえ、サチュレーションは90ギリギリ。すぐに担当の看護婦さんを呼び、「ゆうま、

何かおかしくない??」って聞きました。「ミルクも飲んでるし、大丈夫ですよ」って言われて心配

しすぎかな~?何て思いながら、帰りました。ところが、夜になったら家に電話がかかってきて、「ゆう

ま君、お熱がでました。肺炎と尿路感染だと思います」って言われ、心配な数日をすごしました。

でも熱が下がる気配もなく、原因もはっきりしないということで、ヤキモキしていたところ、また電話が

かかってきて、「お母さん、ゆうまくんは髄膜炎の可能性があります。緊急で手術の可能性がありますの

で急いできてください」との事。緊急事態に、上の2人を学校に迎えに行き、実家に送り、私は、日頃

ケチって使わない都市高速をかっ飛ばし、病院にいきました。高熱でうなってるゆうまに、「ママのせい

で何度も痛い目にあわせてごめん..」って謝ってたら、看護婦さんが「お母さんのせいじゃないよ。泣か

ないで。ゆうま頑張ってるから。」って励ましてくれました。主治医の先生がきて、話を聞いてると、

検査の結果、髄膜炎ではなく、腹膜炎という事で手術が必要との事。お腹の手術と同時に、頭に入れてる

シャントも腹膜炎のばい菌に感染してる可能性があるから、抜きます。って言われて、今度は頭とお腹を

同時に手術しました。主人は単身赴任でいないし、両親は上の子たちの面倒があるしで、1人で待合室に

数時間いましたっけ..。泣きはらした目で座ってると、待合室にいたおばちゃん達が、「1人でおると

泣きたくなろうが。こっちにきんしゃい」博多弁(1人でいると泣きたくなるでしょう?こっちにおい

で)と仲間に入れてくれ、すごく気がまぎれたのを覚えておりますかお。3時間位して、終わりましたの

ご連絡。お腹を開いてみたら、腸が癒着し大変な事になってたようです叫び。2度目の手術無事に終わ

ってなによりでした。また頭は坊主になり、沢山のチューブに繋がれてゆうちゃんはNICUに戻って

きました。痛々しい姿に、また母は涙...。入院中母はとっても泣き虫だったんです。

経過は良好で、次の日からミルクをくれ~!!と大泣きのゆうまでございました。1週間の絶食は、手術

より、つらかったのではないかな...?つづきは、次回に...