ローラが生まれた
ペピンを後に
翌日は
ミネソタ州ウォルナットグローブへ。

西部への夢を抱いていた
ローラの父さんは
ウォルナットグローブで
土手沿いの横穴小屋や
木材小屋を住まいに
農産物を耕して
生活していました。

ここでの生活は
「プラムクリークの土手で」
に書かれています。

ローラは7才で
メアリーと一緒に
通った学校があり

弟のフレディが
ここで生まれています。

この土地では
楽しい事ばかりではなく
バッタの襲来に
農作物がやられたり
弟のフレディが
亡くなったりと

辛い生活を
経験していました。

ウォルナットグローブにある
ローラの記念館には
幾つかの建物が
ひと所にあり

案内係も居ないので
ゆっくりと
自分のペースで
見て回ることができます。

記念館の建物も
木ででき
開拓時代の香りが。

建物の地図をもらって
見て回ります。


ここには
ローラ インガルス ワイルダーの
書いた本の説明や

ローラが作ったキルト

母さんが大切にしていた
羊飼いの人形など
展示してあり


一つ一つゆっくりと
読んでいたら
1日あっても
足りないくらいでした。

展示の隣には
テレビ番組のコーナーがあり

テレビでは
「大草原の小さな家」が
放映されていました。
懐かしい〜〜!

テレビ番組の父さん母さんと
実際の父さん母さん



テレビ番組の
「大草原の小さな家」に
出てくる母さんの
優しさと開拓者の真の強さ
そして、手作りで
家族を支える姿に
感動して

いつかは
私も母さんのような
母さんになりたいと
思ったものです。

かなり
かけ離れた
母さんになってしまいましたがね。

この場所で
特に感動したのは
ローラが本を
書いていた机の横で


ローラの実声を
流しているのです。

彼女の本が
有名になったのは
60歳を超えていました。

ですから
流している声も
落ち着いた年齢を
感じさせられるものでした。

何か
ラジオの番組の一部での
インタビューの様でしたが。

他にも
当時の台所や

開拓時代の幌馬車など



私にとったら
そのまま住み着いて
しまいたい程の
完璧な時代でした。

大学生の頃の私は
長いフレアースカートを履き
手作りのショルダーバックを下げ
髪は三つ編み
雨の日は長靴
…あの当時…
20才前後のおしゃれを
全くせずに

変わった女って
思われていたことでしょうが

開拓時代の生活に
何でこんなにも
心が奪われるにだろうかって
思ったものでした。

ローラが
歩いてきた足跡を
ほんの少しですが
歩いてみて

分かったような
気がしました。

今の便利な時代に
忘れられてしまった
大切な生活の喜びが
開拓時代にはあったのだと。

「素朴」

多分
これがローラの物語を
惹きつける魅力の様な気がします。



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