ElevenLabsは商用利用できる?プランごとの条件と注意点をわかりやすく解説 | レビューログ

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「ElevenLabsの音声を仕事で使いたいけど、商用利用って本当に大丈夫なの?」と気になっていませんか。YouTubeのナレーションや広告制作に活用したいと思いつつ、利用規約が読み解けずに踏み出せない方も多いようです。

この記事では、ElevenLabsの商用利用ルールをプランごとにわかりやすくまとめました。禁止行為や実際の口コミも紹介しているので、導入前の判断材料にしてみてください。

 

  • ElevenLabsの商用利用は有料プラン(月額$5〜、約775円〜)から可能
  • 無料プランは商用利用不可、公開する場合はクレジット表記が必要
  • 有料プランでもボイスクローンに他者の声を無断使用するのはNG
  • 詐欺・なりすましへの利用など、禁止行為は有料プランでも同様に適用される
  • YouTubeの収益化動画・広告ナレーション・クライアント納品物にも利用できる
 

>>Elevenlabs公式サイト(商用利用可能)

 

ElevenLabsは商用利用できる?結論を先に解説

結論からいうと、ElevenLabsの商用利用は有料プラン(Starterプラン以上)に加入すれば可能です。

利用規約(Terms of Service)には次のように明記されています。

「有料サブスクリプションプランを通じて当社のサービスにアクセスまたは利用する場合、お客様は本サービスを営利目的で利用できます。」

月額$5(約775円)のStarterプランから商用ライセンスが付与されるため、比較的低コストでビジネス活用を始められるのが特徴です。

有料プランなら商用利用OK

Starterプラン以上に加入すると、以下のような使い方が認められます。

  • YouTubeやTikTokの収益化チャンネルへのナレーション利用
  • ポッドキャストのナレーション・編集
  • 企業の広告・PRコンテンツのナレーション
  • クライアントへの納品物(動画・音声素材)への使用
  • SNS動画(Instagram Reels・YouTube Shortsなど)への活用

また、有料プランではElevenLabsへのクレジット表記も不要です。納品物にサービス名を入れたくないケースでも問題なく利用できます。

無料プランは商用利用NG

無料プランで生成した音声は、営利目的での使用が禁止されています。

たとえば、YouTubeチャンネルを収益化している場合、無料プランのまま動画ナレーションにElevenLabsを使うと利用規約違反になります。広告収入がある動画、クライアント案件の納品物なども同様です。

 

なお、無料プランでも音声を公開すること自体は認められていますが、その場合は「elevenlabs.io」または「11.ai」というクレジット表記を概要欄や説明文に必ず入れる必要があります。実務では使いにくい場面も多いため、商用利用を想定するなら有料プランへの移行が現実的です。

Elevenlabsのプランごとの料金と商用利用条件

 

ElevenLabsには無料プランを含む複数の料金プランがあります。
ここでは個人クリエイターや企業担当者がよく利用するプランをまとめます。なお、料金は1ドル155円換算の目安を併記しています。

Freeプラン(無料)

月額:$0(無料) クレジット:10,000クレジット/月(テキスト読み上げ約10分相当) 商用利用:不可 備考:公開する場合はクレジット表記が必須

 

Starterプラン 

月額:$5(約775円) クレジット:30,000クレジット/月(テキスト読み上げ約30分相当) 商用利用:可 備考:インスタントボイスクローン利用可、クレジット表記不要

Creatorプラン

 月額:$22(約3,410円) クレジット:100,000クレジット/月(テキスト読み上げ約100分相当) 商用利用:可 備考:プロフェッショナルボイスクローン利用可、192kbps高品質音声出力

Proプラン 

月額:$99(約15,345円) クレジット:500,000クレジット/月(テキスト読み上げ約500分相当) 商用利用:可 備考:高忠実度44.1kHzオーディオ出力

動画制作やSNSコンテンツを個人で制作している方はStarterプランで十分な場合が多く、プロフェッショナルクオリティの音声クローンが必要な方や、クライアント案件が多いクリエイターにはCreatorプランが選ばれています。

なお、年払いに切り替えると20%割引になるため、長期で使う予定がある場合はコスト面でもメリットがあります。

ElevenLabsの商用利用でよくある活用例

ElevenLabsの商用利用として実際によく見られる活用シーンをご紹介します。

非属人YouTubeチャンネルのナレーション 

顔出しなしで運営するYouTubeチャンネルのナレーションとして活用するケースが増えています。収録の手間がなくなり、投稿頻度を上げやすくなるのが大きなメリットです。海外では、ElevenLabsの音声だけを使って3ヶ月でチャンネル登録者6,000人・再生回数800万回を達成したクリエイターの事例もあります。

ポッドキャスト制作 

ゲストが出演できない回の補助や、複数話者の対話形式コンテンツの制作に活用されています。高品質な音声クオリティにより、プロの収録環境がなくても自然な仕上がりが実現できます。

企業の広告・PRナレーション

 商品紹介動画や企業PRコンテンツのナレーション制作にも使われています。ナレーター費用の削減だけでなく、修正対応のスピードが上がる点も評価されています。

SNS動画コンテンツ 

TikTokやInstagram Reelsなど、短尺動画のナレーション素材として活用するケースも多いです。テキストを入力するだけで数秒〜数十秒で音声が生成されるため、コンテンツ制作のスピードが大幅に上がります。

ゲームやアプリの音声 

ゲーム内のキャラクターボイスや、アプリの案内音声にも利用されています。多言語対応(76ヶ国語以上)なので、グローバル展開するサービスとの相性も良好です。

ElevenLabsの商用利用で注意すべき禁止行為

有料プランに加入していても、利用規約や禁止利用ポリシーに反する使い方はNGです。商用利用を始める前に、以下の禁止行為を必ず確認しておきましょう。

ボイスクローンに関する禁止事項

ElevenLabsには音声クローン機能があり、数秒〜数分のサンプル音声から特定の人物の声を再現できます。ただし、この機能の使い方には厳しいルールがあります。

  • 本人の許諾なしに他者の声をクローンすることは禁止
  • 有名人・著名人・故人の声を無断でクローンしてコンテンツを作成・公開することもNG
  • クローンした声を詐欺(いわゆるオレオレ詐欺など)や、なりすましに使用することは禁止

海外では、著名人の声を無断でクローンしたコンテンツが公開され、肖像権侵害として問題になった事例があります。日本でも同様のリスクがあるため、自分の声や正式に許諾を得た声以外のクローンは行わないようにしましょう。

プランに関わらず禁止されていること

以下の行為は、プランに関わらずすべてのユーザーに禁止されています。

  • 詐欺的・捕食的・虐待的な行為への利用
  • 政治的キャンペーン活動(特定の候補者・立場の推進など)への使用
  • 政治候補者や公的人物へのなりすまし
  • 暴力的・ヘイトスピーチ的な素材の生成・配布
  • 子どもの安全を脅かす用途

音楽生成(Eleven Music)の商用利用に関する注意点

ElevenLabsには音楽生成機能「Eleven Music」も搭載されており、こちらも有料プランで商用利用が可能です。ただし、音楽については音声と一部ルールが異なります。

生成した音楽をSpotify・Apple Music・Amazon Musicなどの音楽ストリーミングサービスへ配信することは、すべてのプランで禁止されています。また、100件を超えるアウトプットを含む音楽ライブラリやリポジトリを第三者にライセンス・配布することも禁止されています。映画・テレビ・ポッドキャスト・SNS動画・広告・ゲームなどでの利用は認められているので、利用シーンをしっかり確認したうえで活用するようにしましょう。

ElevenLabsの口コミ・評判

ElevenLabsを実際に使ったユーザーの声を、良い口コミ・気になる口コミに分けてご紹介します。

良い口コミ

「感情や抑揚がしっかり表現されていて本物のナレーターと遜色ない仕上がりです。特に声のクローン機能は直感的で誰でも簡単に使えます。」 https://college-sales.com/archives/33120

ElevenLabsの商用利用で最も評価されているのが音声クオリティの高さです。AIが自動でイントネーションや感情表現を調整するため、機械的な読み上げとは異なる自然な仕上がりになると多くのユーザーが評価しています。

「動画や音声コンテンツを作るとき、収録の手間が大きく減りました。一度声を登録すれば何度でも同じ品質で使えるので非常に便利です。」 https://college-sales.com/archives/33120

収録環境や機材を用意する手間が省けるため、コンテンツ制作の効率が大幅に上がったという声は多く見られます。商用利用の文脈でも、制作コストの削減につながる点が高く評価されています。

「日本語の音声は、イントネーションや発音が非常に正確で、違和感なく聴けました。音声クローン機能を試した際も、元の声とほぼ見分けがつかないほどのクオリティでした。」 https://innovatopia.jp/ai/ai-news/44092/

日本語対応の品質については、以前と比べて大幅に向上したという評価が増えています。2025年4月に日本法人が設立されたことで、今後もローカライズ対応が進むことが期待されています。


気になる口コミ

「クレジットに関する不明瞭な状況がある。一定の分数を購入しても、ユーザーが受け取れる分量が少ないことがある。」 https://ja.rask.ai/blog/review-of-elevenlabs

クレジット消費の仕組みがわかりにくいという声も見られます。ElevenLabsのクレジットはテキストの文字数に応じて消費されるため、想定より早く上限に達してしまうケースがあるようです。使い始める前に、各プランのクレジット数と自分のコンテンツ量を照らし合わせて確認しておくと安心です。

「Plusでは飽き足りずCreatorにアップグレードしましたが、更にその上位プランに切り替えないといけないくらいにデータを使い込んでいます。」 https://note.com/namico/n/nc6d4743c7fce

使えば使うほどクレジットが足りなくなり、上位プランへの移行を迫られるという声もあります。商用利用で継続的に音声生成をする場合は、最初から用途に合ったプランを選ぶか、使用量を計画的に管理することが大切で

ElevenLabsとはどんなサービスか

 

ElevenLabs(イレブンラボ)は、人間に近い自然な音声を生成するText-to-Speech(TTS)技術と音声クローニング技術を提供する、米国発のAIスタートアップです。

2025年4月には日本法人「ElevenLabs Japan G.K.」を東京都千代田区に設立し、日本市場への本格展開を開始しています。

テキスト読み上げ・音声変換・音声クローン・吹き替え・文字起こしまで、音声に関する機能を1つのサービス内で扱えるのが特徴です。76ヶ国語以上に対応しており、日本語の品質についてもNTTドコモやTBSなど国内企業との提携を通じて継続的に改善が進んでいます。

料金は月額$5(約775円)のStarterプランから始められ、個人クリエイターから大企業まで幅広いユーザーに利用されています。

【まとめ】ElevenLabsの商用利用について

ElevenLabsの商用利用が気になっている方に向けて、ルールと注意点を解説しました。

まとめると以下のとおりです。

  • 商用利用は**有料プラン(Starterプラン・月額$5〜、約775円〜)**から可能
  • 無料プランは商用利用不可で、公開する場合はクレジット表記が必要
  • 有料プランではYouTube収益化動画・広告ナレーション・クライアント納品物にも利用できる
  • ボイスクローンは本人の許諾なしに他者の声を使うのは禁止
  • 音楽生成(Eleven Music)はストリーミングサービスへの配信が禁止されている
  • クレジット消費の仕組みを把握したうえで、用途に合ったプランを選ぶことが大切
 

月額$5(約775円)から商用ライセンスが取得できる点は、外注ナレーターと比べてもコストパフォーマンスが高く、動画制作やコンテンツ運営をされている方にとって検討する価値のある選択肢です。利用規約は随時更新されることがあるため、実際に使い始める前に公式サイトで最新情報を確認してみてください。