今から約8年前
友達と2泊3日でクルージングの旅に出かけたことがある。
当時24歳だった私にとって全てが贅沢で大人の旅行だった思い出があります。

そして32歳のいま。
とても貴重でかつ贅沢な時間を過ごす旅に巡り合わせていただきました。

前日からの雨に不安は募る日曜の朝。
私が出掛ける時間には、幸いなことに雨があがっていた。
晴天とはいかなくても雨が上がったことが嬉しく、
子供のころから、あまり旅行をしたことがない私は
これから味わうであろう贅沢な時間に気持ちがはやり、
地上からちょっと浮いているんじゃないかと思うぐらい胸が高鳴り、自然と顔がほころぶ。
予定の時間より15分以上も早く新幹線ホームに到着してしまった私は
ひとまず気持ちを落ちつけようと、自分が乗る予定の新幹線を電光掲示板で確認する。


イメージ 1こだま553号 これに乗る予定。
カバンからチケットを出してしつこいぐらい確認をしてみる(笑)
何度も確認している途中で、掲示板の表記が英語表記に変わった。
「おぉぉっ!!」
うっかり声を出してしまいそうになった。
「KODAMA」を「KAODAMA」と読み間違えたのだ(笑)
新幹線のホームでKAODAMA(顔魂)ってねぇ^^;
まぁ、そんな勘違いを記念にカシャリ。
ちょっと気持ちも落ち着いたところで友達にメールを入れて時間を待つ。


新幹線がホームに入線すると、通り過ぎる車窓に友達の笑顔発見!
大きく手を振る友達に私も手を振って乗車。
全員がそろって新幹線に乗っている時間はわずか15分ちょっと。
お昼食べてる間についちゃうかも。
そんなことを思いながら次の駅から乗車してくる友達を待つ。
待つ。待つ。ひたすら待つ。
乗ってこない!!!
無情にも発車ベルが鳴り、新幹線はホームを離れた。
もしかして間に合わなかったんじゃない?!そんな不安に顔を見合わせる私たちのもとへ
やや青ざめた顔をした友達が到着。
なんと在来線が遅れたため、新幹線まで超ダッシュをしたとのこと。
しかも新幹線に飛び乗ったとたんにドアが閉まってまさに危機一髪だった模様。
私たちも焦ったけど、走った友達は相当焦ったと思われます^^;

そんなハプニングがありつつも、
私たちの贅沢時間が幕を開けていくのでした。