花粉で目が痒い2月の最終日👁
今日は、来年度に行われる教育実習の依頼と挨拶を兼ねて、私の出身中学校を訪問した。
大学の教職説明会で知ったのだが、うちの中学には私以外にも実習する学生がいた。
その子は石巻市出身だが、震災の津波で被災し、私の住む町に家を建てて引越してきたらしい。
会うのは今日で2回目だったが、
可愛くて明るい子だったので一安心
その子を仮にYちゃんとするが、今日はYちゃんと2人で校長室を訪ねた。
私が中学校を卒業したのはもう5年も前なので、お世話になった先生はほとんどいない。
しかし、職員室の先生方も、女性の校長先生も私たちを温かく迎えてくれ、お茶とお菓子まで頂き、心底ほっとした
実習する教科は、私が国語で、Yちゃんが養護(内容は保健室の先生と同じらしい)。
まずそれと実習期間を伝え、
実は、いま2年生にいる〇〇(私の弟)の姉なんです·····と言うと、先生たちは笑い始めた。
どうやら、先週の三送会で弟が友達と漫才をし、大ウケだったらしい。
漫才で有名な生徒のお姉ちゃんということで、少しは印象に残ったかなと思う
さらに校長先生には 「ぜひ6月の中総体の時期に実習に来てもらって、ソフト部を指導してほしい」と言って頂いた
私はノックが下手なので、練習しなきゃ
終始和やかな雰囲気で、
10分ほどで無事に挨拶と依頼を終えた。
肩の力が抜けた
インクとコーヒーの香りがする職員室。
入る時にいつも緊張する校長室。
深呼吸をすると、
猛烈に懐かしさが込み上げてきた。
職員室を後にしてから、校内をひとりで回ってみた。
古さを感じさせる教室。ロッカーも木造。
私たちの頃より椅子の数が少ない気がした。
ここで毎日友達とおしゃべりしたり、難しい数学に頭を悩ませたり、雑巾がけをしたり、給食のプリンを取り合ったり··········。
だんだんと記憶が蘇る。
そういえば卒業式の時、先生も泣いていたっけな。
「明日からお前たちが居ないなんて、寂しいな」と言いながら。
目を閉じたら、5年前の日焼けした私が、目の前で笑っているような気がした。
こちらも古い廊下。
冬になると凍って開かない窓、常にくさいトイレ、3年2組と書かれたプレート。
何度も走っては、先生に叱られた。
理科室、音楽室、美術室、家庭科室··········
どの教室にも懐かしい空気が流れていて、思わず寝転びたくなるような温もりがあった。
今は成人した皆が、ほんの数年前、ここで制服を着て真面目に授業を受けていたのが、少し滑稽に思えた。
そして気付く。
なんとなく聞いていた授業も、部活に行きたくなくてダラダラとしていた掃除の時間も、好きな男の子にラブレターを書いていた放課後も、泥まみれになりながら走った運動会も、一つ一つがかけがえのない青春だったのだと。
中学という多感な時期に感じた葛藤、将来への不安、人間関係の悩み。
あの時に乗り越えたものが、いまの自分を形作っている。
心がじんわりと温かくなった。
それと同時に、今の子たちには、二度とない学生生活を全力で楽しんで欲しい。たくさんの思い出を作って、たくさん学んで欲しい。
私は、その成長を傍で見ていたいと思った。
勉強を頑張るのはもちろん大事だし、私も国語をきちんと教えなければならない。
しかし、まず何事も楽しんでほしい。
中学校という独特な空間でしか作る事の出来ない思い出を、生徒と共有したいと素直に思った。
そして、ああ私はやっぱり、先生になりたいんだなと感じた。
自分が教職を志したルーツを辿り、目標を再確認できた良い日だった。
3年に進級すれば授業も増え、毎日忙しくなるが、自分を見失わないように頑張ろうと思った
今日も読んで頂き、ありがとうございました

