2020/08/09(日) 16:00キックオフ

ニッパツ三ツ沢球技場

 




今節からシーガルズはファンクラブの「かもめいと」限定入場可から誰でも入場可能となった。

ただし、先着1000名。

もしかしたら、あっという間に1000名並ぶかも?

との恐慌感で開門15分間から並ぶ。

このブログを書くのに調べたら、前節は90人入場だったのね。

まあ、1000名ならいつ行っても余裕だったわ.....

もしかしたら、90名と言うあまりの入らなさに誰でもOKにしたのかもしれない。

ちなみに、入場無料です。

 

入場無料の場合は、チームグッズを買うのを常としているのだが....

前に観戦した際にタオマフを買った時に査問(宗教的な問題なので文字通りだな)となったので、炭酸水(200円)を2回買った。

ちなみに、シーガルズは#6 權野選手(常盤木→早稲田→ノジマステラ→オルカ鴨川→シーガルズ)が今年から所属しているので、応援していないわけではない。

 

で、日体大。

特に応援している2人の選手がスタメンだ。

これはテンション上がる。

GKの#1 水口茉優選手は前節に続いてのスタメン。

1~2節が福田まい選手がスタメンで、3~4節が水口選手。

次節以降も試合に出られるよう頑張って欲しい。

正確に言うと頑張って欲しいではなく、そうなって欲しいかな。

4年生なので、最終学年なのでできれば沢山プレーするところを見ておきたい。

もう一人は#24 田村かのん選手。

ノジマステラのアカデミーから今年日体大に入学した選手。

2節に初めてのベンチ入りから途中出場で、なでしこリーグ初出場を記録。

ノジマステラのアカデミー出身者のなでしこリーグ出場は、田中里穂選手(ノジマステラ→FCふじざくら)と福住青空選手(ノジマステラ)と田村選手の3人。

(廣澤真穂選手(現・早稲田大学)はカップ戦での出場のみのはず)

テクニックのあるゲームメイカー/リンクマンで、ドゥーエは日体のやり方とだいぶ違うので、その違いを理解して力を出していって欲しい。

とても期待している選手。

ちなみに、試合開始前のアップとか整列とかめちゃめちゃ緊張しているのがわかるくらいな表情だった。

試合中も前半はすごく緊張しているのがわかるくらいだったのだけど、後半は前半に比べてかなり緊張がゆるんできて比較的自然体でプレーできるようになってきたと思う。

ピッチの中央で試合を作る選手は日体大では比較的少ない気がするので、存在感を発揮していって欲しい。

 

試合

実績のあるベテラン選手でスタメンを構成しているシーガルズ。

日体は基本的に学生で構成。

社会人…1名

4年生…4名

3年生…2名

2年生…3名

1年生…1名

サブは社会人-2/4年-1/3年-1/2年-1/1年-2で構成。

日体大は大学のチームなので、良くも悪くも基本的に卒業してチームを去る。

なので、チームは毎年大きく作り変える必要がある。

しかも、監督が今年から新しく就任した。

更に...新型コロナウイルスの影響でチームの活動に大きな制限が加わっている。

大学なので、大学の方針に沿った活動をしなければならないってのがある。

なので、チームの完成度を上げるのは、他のチームよりもかなり大変だと思う。

 

前置きが長くなった...

その試合巧者的なシーガルズに日体大は苦戦。

基本的にシーガルズがボールを保持して試合をコントロールしていく。

日体大はボールを奪って攻め入っても、なかなかシュートまで持っていけない。

シーガルズでチャンスメイクはトップ下でめちゃめちゃ効いている#6 權野選手がためを作って、攻撃のアクセントになっていた。

守備も相当に強固だった。

最終ラインは#17 坂本選手がしっかりコントロールしていた感。

日体大は守備にまわる時間帯が長いものの、#18 目原選手(相当期待している)がポストプレーで時折起点となるものの、そこからの展開がうまくつながらない。

なので、長時間攻撃できた時間帯があまりなく、34度ほどあった灼熱の環境もあって、肉体的にも精神的にもかなり疲労があったのではないかと思う。

特に、シーガルズの#20 小原選手と対峙していた#14 沖土居選手と#6 毛利選手は相当に疲労したと思う。

尚、前半はクーリングブレイクで後半は飲水タイムでした。

クーリングブレイク・・・部屋などに移動してから3分休憩。空調の効いた部屋で氷等で体を冷やす。

飲水タイム・・・ピッチサイドで水を飲む。時間は1分以内。

クーリングブレイクが必要となるくらいの灼熱地獄はサッカーをする上では、相当好ましくない。

そんな感じで前半はきついけど、後半まで耐えればシーガルズは日体大よりもベテランが多いからばててくるのでは?みたいな感じで見ていた。

なので、前半ATでのシーガルズがFKをゴール前に入れたボールがGK前に来て、そのボールに反応して入ってきたシーガルズの選手とGKの#1 水口選手が交錯して、こぼれたボールがシーガルズの選手に渡り、ゴールされたように見えたのだけど...あれは悔しい失点だった。

 

後半は前半よりもボールを持つ時間が増えていったように思う。

特に70分くらいからはかなり主体的に攻撃を組み立てられて行っているように思った。

シーガルズの運動量が落ちてきたあたりで、#18 目原選手から#11 江崎選手に交代してポストプレー主体からチェイシングや裏抜けを増やすようにしたのも理にかなったやり方だと思った。

1点差ならワンチャン決めれば、逆転もなくはないって期待を持ちつつ観戦。

まあ、そのワンチャン自体がなかなか無いのだけど....




 

81分にシーガルズGKからサイドへのロングフィードでSB(#8 宮下選手)を走らせたのを日体大のSBがGKへバックパス。

そのバックパスをGKが近くにいる別のディフェンダーに返したところを、その#8 宮下選手がその別のDFへパスが行くかもしれないと読んでカットしに行って、奪ってのゴール。

たぶん、#1 水口選手はめちゃめちゃ悔しいプレーだったと思う。

頑張れぐっち。

 

その3分後にサイドから展開されたボールをフリーでゴール前に飛び込まれたのだけど、一瞬マークを見失ったのかな?

あの形になってしまったら、もう防ぎようはないと思う。

 

結果的にみれば0-3の完敗だけど、相手より勝っている部分を活かして次の試合に臨んで欲しい。

比較的試合を通じて運動量は相手よりも落ちない傾向があると思うので、後半勝負になるような気がする。

そうなると、前半は我慢の展開が多くなる気がするので、なるべく失点しない。

失点しても最小点差に抑える...みたいな精神的にも肉体的にもスタミナが要求されていきそう。

だからこそ、最後まで頑張れ。




 

この試合でのおお!と思った事。

サブGKだった、#30 福田まい選手。

ベンチからずっと声を出してピッチの中の選手に指示をしたり、鼓舞したりして試合終了となるまでチームに貢献しようとしていた。

この姿勢はとても良いと思う。

 

最後に、見ていて勝てればうれしいけど、最後まであきらめずに頑張ってプレイできているところが見られるのは、とても良いものだと思います。