2019/12/29(日) 14:00キックオフ
NACK5スタジアム大宮


各山のいわゆるシードチーム(日テレベレーザ、浦和レッズレディース、INAC神戸レオネッサ、アルビレックス新潟レディース)の内、新潟以外は準決勝まで進んだ皇后杯。

2年連続三冠に王手をかけたベレーザは、準決勝でちふれASエルフェン埼玉に敗退寸前まで追い詰められた状況から、1週間でどう立て直したのかが注目。
過密日程なので、どれくらい戻っているか…

対するレッズは、今期とても強いチームを作ってきた。
とてもインテンシティが高く、相手にポゼッションさせないようなサッカーができる。


レッズがリードもしくは0-0が長時間続くとレッズにいい流れになるかな?って思ってたら、7分にベレーザ#9 田中美南選手のすごいダイレクトボレーシュートが決まった。
とんでもない素晴らしいシュートで、試合自体もこの1点で決まったのだけど、特に前半のベレーザの動きの良さが目立った。
それを抑えるためにレッズ#19 塩越選手の縦横無尽のプレーが良かった…が、さすがにスタミナ的な問題かで79分に#10 吉良選手と交代した。(無論、得点したいって意図が大きいのだろうけどね)


後半はレッズがポゼッションする時間も増えてたのだけど、なかなか決定機迄には至らなかった。
#9 菅澤選手のポストプレーは、さすが代表レギュラー!ってものはあったのだけど、そこから決定機に繋ぐまでにベレーザの守備網が機能した気がする。

たぶんテレビで見ると、ベレーザがかなり優勢に試合を進めて優勝したように見えたのだろうけど、現場で見る分にはなかなかハラハラドキドキした良い試合だった。

女子の試合で、両方のゴール裏からかなり大きな声援が聞こえるって、あまりないのでその迫力が大きな後押しだったと思うし、ナクスタのめちゃ観客席とピッチの近いことが試合の好印象に繋がってると思う。

あと、長期の怪我でプレーできなかった、カツオ事#3 村松選手がベンチ入りしてアップでボールを蹴っているのを見られたり、試合後の挨拶で妊娠中の#22 岩清水選手、怪我で長期離脱の#20 阪口選手がいたりして、みんな揃ってるのがとても良い。

そして、シャツを着替えると胸に”QUADRUPLE CROWN”の文字が!
リーグ、リーグカップ、AFC女子クラブ選手権、皇后杯と四冠なので、そのシャツだね。
本当にすごい。










最後に、ハーフタイムに尚美学園大学のチアリーディングのVERITASのダンスがあったのだけど、めっちゃ迫力があった。
ビシッビシッ!って動きにキレがある。
見てて、さすが世界レベルって思うものだった。
ただ、最後に広がりすぎて、アップする選手が脇に押し込められてしまったのは、想定外(と言うかすり合わせができてなかったんだろう)。
ちなみにアナウンスで写真撮るなって言ってたから、写真は無い。