2019/07/27(土) 16時キックオフ
大和なでしこスタジアム
Aグループ2位のノジマステラ
Bグループ1位のINAC
この2チームの対戦
今回はAグループの1位と2位がホーム開催となると事前(カップ戦途中だけど)にアナウンスがあったので、ノジマステラホームで大和なでしこスタジアムで開催となった。
ちなみにギオンスタジアムのこの日はSC相模原の試合があり、翌日曜日は陸上で抑えられていて開催できない。
この日は台風が来ている(大阪あたりかな?)影響の為に風がとても強い。
売店のテントも撤収して安全を確保。
写真はモモちゃん人形(会員価格3600円)を購入して支払いしてるところ。
試合
前半
開始早々の4分走っていた9中野選手へのハーフラインあたりからのロングパスがバッチリ渡ってゴール!
とても早い時間帯に得点。
この得点は結果的に、リードして試合を進められる反面、受けに回ってしまった感はある。
INACはステラの右SB裏を狙って主戦場としていたように見える。
3鮫島選手と28八坂選手(と8杉田選手)が何度も何度も3石田選手の裏を狙って侵攻を繰り返す。
スタンドからだと手前なので、かなり攻防がはっきりと見えてとても面白い。
結構ギリギリではあるけど、何とか守り切った感じ。
後日みたスタッツではステラは前後半共にかなり攻められた形になっているけど、観戦した印象ではステラは前半はかなり試合をコントロールできていた。
後半
INACの攻勢からスタート。
前半とは違い、ポジショニングで優位にあったステラが圧倒されるようになった。
ボールを持ってもなかなかパスを回せなくなる。
持ってもすぐに寄ってこられてパスコースが限定されて、その結果ボール奪われる。
なんとなくのポゼッション率では…
前半 ステラ 45:55 INAC
後半 ステラ 25:75 INAC
このくらいのイメージ
INACの後半で印象に残ったのは、7中島選手。
正に無双。
ステラの左サイドを完全に支配して駆逐した。
前半はステラの右サイドが主戦場で後半は左サイドが主戦場。
INACは見やすくする為にスタンドに近い方を主戦場に選んでるのか?ってくらいの攻撃っぷり。
その攻撃もGKの久野選手が良い守備をして防いでいるし、ポストやバーが素晴らしい守備をしていた。
鉄製だけあって鉄壁や。
ちなみに後半5分ごろのPKでキッカーが枠を外したのも、久野選手やゴールが素晴らしい守備をしていたので、ギリギリを狙わないと入らないってプレッシャーがかかったのではないかと想像する。
この辺まではツキもあって、守りきれるんじゃないか?って思っていたのだが、INACの攻勢が全く弱まらない…
INACの守備が良くて中盤危ない形でボールを失うようになり、ピンチが襲ってくる…数多く。
2つの失点も悪い形でボールを奪われて、前に運ばれて崩されてのもの。
同点にされ、1点リードされてもINACの攻勢が衰えない…
後半20何分かにあった1分の飲水タイムでも話し合っていたみたいだけど、INACの勢いは止まらない。
77分の22大野選手→18平田選手への交代の際にゆっくりと退場して審判に早く出るように促されて、スタンドにいた俺はかなり憤ったが、翌日に観戦していた人から「(上手くいっていないから)話し合えるようにあえてゆっくりとでたのではないか?時計は止まっているのだしね。」との意見をもらった。
なるほど…それは別の視点からのとても重要な意見だ。
交代も実らずこのまま1-2で敗戦。
ノジマステラはベスト4でカップ戦を終えた。
3位(ベスト4)は賞金50万円。
準優勝なら300万円で優勝は500万円なので、勝つと負けるじゃえらい違うね。
とは言え、野田監督1年目でカップ戦ベスト4は、チームが出来てきている事の証明のひとつじゃないかな?
良い結果だと思う。
翌年にもう一つ二つ上の結果を目指すって目標もできたしね。
課題としては、後半相当に押し込まれたのは、(リードしていたので気持ちが)受けに回ってしまったのではないか?ってのはある。
前半にもう1〜2点取れていれば受けに回っていてもしのげなくはないかもしれない。
気持ちに余裕ができるしね。
この辺の試合運びは、チームや選手個人の経験が必要かもしれない。