2019/01/20 (日) 13時キックオフ
味の素フィールド西が丘

日本体育大学 1-0 早稲田大学


2016年の決勝と同様に日体大vs早稲田。

ここ10年の優勝大学は…
2008 日体大
2009 早稲田
2010 早稲田
2011 日体大/神奈川大学
2012 日体大
2013 吉備国際大学
2014 日体大
2015 早稲田
2016 早稲田
2017 早稲田

早稲田 5
日体大 4
吉備国 1
神大 1

早稲田が三連覇中である。

——— この辺かなり間違ってるかも ———
決勝に先立って10時50分から30分ハーフの学連vs高校生選抜(のはず)の試合があった。
学連は2部の大学から先発(のはず)。
学連は最初はやっぱ大学生は違うな!って思ったが、すぐに高校生が圧倒する。
なんか、コンディションが比べ物にならないくらい高校生が良い。
まあ、大学生は成人式やって中5日だし、そもそも練習してるのかわからんし…
って感じで面白かった。
——— ここまで ———


で、決勝。
日体大からは「日本一楽しもう」の横断幕。
楽しんでプレイすれば力も出せる。
力を出せれば良い結果はついてくると思う。


円陣
気合入ってるね。


欠場の児野選手のユニフォームが準決勝に続いて今日もかけられている。

今日は風が弱いので、風による有利不利はほとんどなさそう。

前半はある程度がっちりとした展開。
双方リスク管理をしっかりしてるので、チャンスは双方少ない。
特に日体大のディフェンスは強固と言って良い。
なでしこ1部リーグで一年間もまれただけあって、早稲田の攻撃をほぼ無効化してる。
怖いのはセットプレーくらいだろう。

早稲田も日体大の攻撃をかなりきちんと対応してて、なかなかスペースが作れない感。

36分に準決勝で大活躍だった12岡本選手→7茨木選手へ。
スペースがあまりないので、スペースを作るための交替なのかな?

前半は大きな動きがなく終了。


後半
早稲田は日体大を攻略する方法を模索してるように見える。
しかし、よく整理されてる日体大のディフェンスを崩すのは難しいし、崩してもしっかりとカバーがあるので決定的なチャンスは作れない。
個で打開できる早稲田10河野選手も前線での勝負から中盤での組み立てに参加することも多く、たまに上がっての裏への飛び出しも効果は薄い。

日体大は10三浦選手を中心に試合を組み立てていく。
三浦選手はこの夏に怪我(のはず)から復帰して以降、日体大FIELDSの中盤を支えて残留の立役者となった選手。
その三浦選手がゴールを決めて先制。

なんとしても追いつきたい早稲田は勝負を仕掛ける選手を続々と投入するが、日体大も必死に守る。

88分に23江崎選手を投入し、しっかりと日体大は守り切って試合終了。

日体大 1-0 早稲田

早稲田の4連覇を阻止し、日体大が17回目の優勝を飾った。

詳しい試合経過はこれを参照



スコアこそ1-0の1点差だけど、チームの総合力に結構大きな差があっての日体大優勝だと思う。
守備強度が日体大の方がかなり強く、早稲田が得点するには、かなりのリスクを負ってアタックしないと難しいのではないかと思う。
これはなでしこ1部(の強豪)との対戦で得た経験と成長が大きく影響してるのではないかな。
2019年もかなり期待できると思う。


MVPは三浦桃選手
決勝点だけでなく、試合を作って効果的にプレーしていた。
今年の夏からの働きは本当に素晴らしい。



優勝のシャツを準備するベンチ。
赤字の「優勝」と優勝を表す各国の言葉がプリントされてる。


優勝のシャツを着て並んで挨拶する選手たち。
ベンチ外だった選手も一緒に挨拶。
関カレからみんな一丸となって勝ち取った優勝なので、誇って欲しい。
後でお手製のメダルをかけていた。
左から
14 沖土居選手(2年)
20 大坪選手(3年)
19 水口選手(2年)
16 関口選手(1年)
10 三浦選手(4年)MVP
24 佐藤選手(4年)


金メダルとお手製のメダル(裏にみんな違うメッセージが書いてある)を持つ15奥津礼菜選手。
すごく明るくて楽しい方です。
2019シーズンは更に大活躍が期待できる選手。
2015年の藤枝順心での高校サッカー優勝と2018年のインカレ優勝!
ちなみに、GKの1福田まい選手と11児野楓香選手も同じ。


優勝トロフィーを持つキャプテン3大賀理紗子選手。
後ろはGK1森田有加里選手。
図らずも、後に発表となったノジマステラに加入する2人…だった。


日体大優勝おめでとうございます。

















記 2019/01/21 23時