7月4日。
長女の誕生日。
今日で17歳。
まだまだ、身体の調子は良くないけれど。
働く責任感だけは、身に付いている。
勉強は、ちょっとあれだけど。
この先長い人生、働かないと生きていけないのだから。
働ける人間であることに、ひとつ、ほっとする。
朝イチで『さくらももこ展』へ。
エレベーターがすでに、かわいい。
平日は、著書を見せれば先着50名に、しおりセットをくださるというのでオープンちょうどに行ってみた。
入り口パネルのご挨拶。
息子さんである、三浦陽一郎さんの言葉が綴られている。
うわー、息子さんからのお言葉…
で、もう泣きそうだけど、ぐっとこらえる。
いつも面白く、優しいお母さんであったこと。
そして、そこに意味はなくとも面白さを追求する人であったこと。
家族の目線から伺える、さくらももこ像。
一年生の時の絵日記。
今日の天気の欄に、うすぐもり。
…ここでまた涙腺スイッチ。
うすぐもり、だよ。
一年生で!
って、ここで泣いてる人は、私だけ。
小学校の卒業文集。
詩のような文体と、美しい表現。
他の子とは、やっぱり全然違う。
才能が溢れていた。
圧巻は、ここ。
原稿が、天井からカーテンのように吊るされている。
圧巻。
ぼんやり、ソファーに座り、ただただ噛み締めた。
さくらももこさんの直筆のカーテン。
原画たち。
可愛らしいまるちゃん。
面白おかしく生きるって、むずかしい。
さくらももこさんは、本当に、圧巻の、天才だと思う。
じっくり見て、時折泣いて。
1人で行ってよかった…
本を開けばいつでも会える。
イラストを見るだけで幸せな気持ちにしてもらえる。
ありがとう。