この先、息子たちを私立校に通わせない選択をすれば、成績が良い公立学校がある町に引っ越す事になります。 ボルチモア周辺でランキングが一番高い地域に引っ越した同僚と昨日、面白/考え深い会話になりました。前から彼の住む町に引っ越したいと話していたので、ちょこちょこ情報をくれるのです。

彼は5歳の双子の男の子パパで、お子様は幼稚園生です。 難しい表情で私のオフィスに入ってきた彼が、

お父さん:アミリ、 ちょっと注意したい事がある。うちの地域の学校は良いかもしれないが、最近疑問に思う事がある。 今、幼稚園では数学の授業が子供の実力で3つのグループ分けされているのだ。才能のある子にはGTクラスにも行かせてるらしい。
お母さん: GTって何?
お父さん: Gifted and Talented (特別にできのいい子用のクラス)。
お母さん: え?ガーンガーンガーン 5歳で?
お父さん: そう、 僕は子供にこのような競争をさせるには早すぎると思う。 こんな教育はまるで中国のようだ。 アメリカでもこんな教育方針とはびっくりだよ! 幼稚園は早すぎる。 他の家族は子供達に色んな習い事をさせてるんだ。 競争が激しい。 アミリはどう思うか分からないけど、僕はこの町に引っ越して来た事が子供たちにとってベストだったのか分からなくなったよ。
お母さん:ガーンガーンガーンガーン

彼と奥さんは中国から大学院に行くために移住してきたのです。彼等が住む町の学校では, 40~50%の学生が東洋人でその多くが高学歴、ミドルクラス(中産階級?)の移民家庭の子供だそうです。移民の家族は子供の学業にものすごい熱意があるのが特徴的だと思うのですが、私はそこまで熱心ではないと自分では思ってます。うちの子はまだ3歳でそこまで教育方針を考えてないので、将来自分がどんなママになるかは分からない。

息子たちのプリースクールのクラスメートの中には18ヶ月からボルチモアの音大で音楽教室に通ってる子もいます。音楽にふれ合う事は発達に良いと聞きます。 妊娠中もよくクラシック音楽は赤ちゃんに良いとか聞きました。なので、この音楽教室は凄い人気らしいです。 私も一応見てみましたが、授業料が高い上、正直うちの息子たちが30分も集中できるとは思えななったのでやめました。

私はどちらかと言うと息子達には子供らしく、伸び伸びとした時間を過ごしてほしい。今はね。 何歳で、どのように息子達の教育のサポートしていくか、考え始めなきゃいけないですね。私達夫婦にとって、息子たちの成功ってどういう事かとかちゃんと話し合いたいと思います。 子供達を追い詰めてしまうような教育ママにはなりたくないですが、 周りに流されやすい性格なのでどうなるか分かりません。

それにしても、幼稚園で英才教育って、どうなの? 早すぎるとでしょう? そんな小さいときから子供の才能を決めつけてしまうのは良くないと思う。そう思いながらkumonとか調べてる自分がいるのが。。。心配です。ガーン