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私と名優/坂口祐三郎との別れは2003年。
主演映画で赤影 再演を目指し仮面を託された後。
以降彼と約束した旅の途中である。
今も変わらず彼の偉業を多くの人へ伝える活動を続けている。



赤影の関西テレビプロデューサーの加藤哲夫さん。
坂口祐三郎主演の続編映画の赤影の相談をした方で数多くのテレビ映画、ドラマ、バラエティ番組をプロデュース。
私がプロデュースした『赤影参上』(扶桑社刊)でもインタビュー掲載に参加して頂いた。



幼少期の再放送で観た坂口祐三郎さんの赤影、不思議な縁で出会い二人三脚でエンターテイメント業界を駆け抜けた彼を忘れない活動に投じている。
❏そしてオススメの映画である。
お笑いから始まりマルチな活動が広がり映画、作家としての活動にも目が離せ無い。
運命とは一言では言い表せない不思議な旅だと思う。
男女の出会いも男性同士、女性同士色々ある出会い、シンプルに鑑賞して欲しい映画である。
❏アナログ予告編❏

❏さて映画『アナログ』は現在の世の中で携帯電話を持たないヒロインと主人公のデザインした喫茶店で出会い毎週木曜日に二人が会う約束をすると言う設定全般を指したタイトルと思う。
携帯電話が一般に広く普及する前は当たり前だった事を全面に出した作品である。
勿論、現在でも携帯の充電失敗、電波障害等連絡が取れなくなる事はあるものの以前の様に完全音信不通状態は少なくなっていると思う。
私自身、カラーテレビが世に出て来る時代に幼少期を過ごすのでアナログ世代の一員であり原作のビートたけしさんは更に上世代なので成長期を取り巻く背景が全く違うものと思う。
坂口祐三郎さんとビートたけしさんの関係も最初はテレビで流れる赤影をたけしさんが視聴したのが始まりで当時は映画館の映画が主流だったので坂口さんの東映の先輩、高倉健さんの活躍を観ていたと思われる。
映画『アナログ』の内容は割愛するものの最新鋭のデジタル技術で暮らす現在の人々が時々求めるアナログ的感覚は確かにわからない事は無いと思う。
しかしながらデジタル技術の進んだ現在でも又過去のアナログ時代であっても人を思い遣る優しく接する等基本的な部分は変わらないと思う。
少なくとも私自身は幼少期のテレビで活躍するヒーロー赤影を演じた坂口祐三郎さんに魅了され再放送等を繰り返し観た事で思いもかけない不思議な旅をする様になったと思う。
アナログの意味を今一度噛みしめると言う意味でも美しい映画と感じた。



