❏映画とテレビの違いを良く話す事がある。


❏昔は映画しか映像媒体が無く映画館で観る映画と言う立ち位置があった。






60年以上昔の事である。





私が生まれる1960年代以前は『ラジオ』が主流で『テレビ』は家庭に無い時代もあったのだ。





映画『オールウェイズ三丁目の夕日』の舞台が1958年昭和33年。





私の生まれる数年前だが、私の幼少期の記憶と重なる雰囲気が描写されている。




■赤影もカラー放送ではあるものの多くの人は白黒テレビで観たと思う。(イメージ画像)。


映画館はその当時、全国に数多くあり私の幼少期の頃は潰れた映画館の廃墟も又多くあった。



❏現在は映画会社とテレビ局と言う柱がエンターテイメントを共有して相互交流している様にも見える。


テレビは公共放送と言う使命を担い、『報道』『スポーツ』を中心に『ドラマ』『音楽』『バラエティー』とカテゴリー別に構築されている。


私が赤影の坂口祐三郎と関わりを持つ頃から主にテレビの企画のチームと関係を深めて来た。


カラーテレビの時代劇の第1号で赤影の主演俳優の坂口祐三郎のテレビでの活躍は今尚、テレビと言う媒体に興味のある存在と思う。



ここに、新聞、雑誌、ラジオと言うメディア媒体が重なり、現在ではネット媒体が成長して映像コンテンツが生まれだしていると思う。



私自身が子供の頃、テレビに夢中になって情報を求めていた頃を懐かしく思う事がある。



今、テレビの役割は以前と変わりテレビ離れが叫ばれている時代。


あれ程、私の心を呼び寄せた『魔法の箱テレビ』は何処に行ったのか?


そう思う事もある。


  ❏しかし一家に1台のテレビを巡り、日本中の家族の心が1つになった事、これは核家族化が進んだ現在では理解しがたい点かも知れない。


サザエさん、渡る世間は鬼ばかり、男はつらいよ、アニメ、ホームドラマ、映画の家族を中心に描いた日常の暮らしに一喜一憂する視聴者や観客達、また一方では、時代劇を中心とした捕物帖から刑事ドラマ、サスペンス迄、送り手側のテレビ業界も、スポンサー獲得と言うもののメッセージ性の強い作品に日本中の人々が魅せられる。

音楽番組には突如としてスターが現れ、そのままホームドラマ、サスペンスドラマにも出演して虚実あいまみれの日が続き、テレビから飛び出したスターはちゃん、又は呼び捨て又はニックネームでブラウンから飛び出し家族、親戚如く親和性を感じさせる。


何事にも弊害は、あるもののそう言う懐かしい一コマを思い出す事も心の拠り所に、なるかも知れないと思う。