ブログをご覧くださりありがとうございます。

群馬県前橋市にあるピアノ・リトミック教室『amiピアノルーム』の講師、手嶋亜未(てしまあみ)と申します。


先日前橋にも雪が降りました。

寒さは天敵で、末端冷え症のため指先が冷たく、練習前には必死で手を温めています。


レッスンのときも、生徒さんに触れるときに冷たくてごめん~~と思っています。



ここからは、ピアノ講師の私自身がピアノを習ってみてどんな影響があったか振りかえってみます。


<ポイント>

①誰にでも自信を持って特技だと言える

②演奏しながら(本番以外)無心になれる。

③普段聴く音楽の良さにたくさん気づける。

④音楽仲間ができる。

⑤完璧主義には果てのない追及となる。


詳しく紹介させていただきますね。



①誰にでも自信をもって特技だと言える


私は25年ピアノを続けています。

ピアニストはたくさんいるし、私より上手な演奏家は星の数ほどいます。

ですが、自分の一番自慢したい部分はピアノの演奏ですし、自分の音楽センスを肯定し自信を持っています。

もちろん経歴が裏付けている面もありますが、ピアノを演奏することで自分を勇気付けられるし、モチベーションをあげることも出来ます。

ピアノは相棒のような存在で、今後も私の生活にあり続けるでしょう。


また私は発達障害の診断を受けており、普通という人生からは逸脱して生きてきました。

勉強も得意ではない、容量も悪い、話も面白くできないなど、たくさんの人の中に溶け込むのは簡単ではありませんでした。

そんな私の支柱となったのはピアノです。

普通が出来なくても、ピアノなら出来る。

この事実は生きる活力にもなっています。



②演奏しながら(本番以外)無心になれる。


コンクールや演奏会などはもちろん緊張します。

手足が震え、ピアノが揺れることもありました。


でも家で好きなように弾いているとき、落ち着くんですよね......

手の動きに任せて頭では考えず、響きに耳を傾ける。

周波数を聴いているような、表現できない体験です。


私はコツコツ練習する性格ではなく、練習も好き...とは言えず。でも自然とピアノの前に座っているときがあります。

勉強で疲れたとき、気分転換したいとき、気力が無くても何かしたいとき。

そう感じるようになったのは高校生の頃からです。

きっと自分の指にある程度技術が蓄えられて自由に表現できるようになったのでしょう。


音楽は感情的なイメージがありますが、心を鎮めることも出来るんですね。



③普段聴く音楽の良さにたくさん気づける


私はピアノ以外にも中学の部活でヴァイオリン、小学校の鼓笛でトロンボーンを演奏していました。

楽譜も読めるし音感もあったので、比較的早く習得した覚えがあります。(むしろ同級生に教えていたかも)

他の楽器にも移行しやすく、演奏の幅が広がることでより多くの音楽に触れることができると思います。


普段クラシック以外にも色々なジャンルの音楽を聴きます。

少し私の好きなアーティスト、ジャンルをあげてしまいます笑い泣き

・声優の坂本真綾さん

・ハロー!プロジェクト

・90~2010年代のアニソン

などなど、、、


洋楽もkpopも聴きます。


これらの曲を聞くとき、声のキーが好きだな、この楽器を取り入れるのおしゃれだな、ベースラインかっこよすぎ!!など、様々な良さに気づきます。

音感があって音楽の知識があるからこそ気づけることもあります。


また歌詞がわからなくてもメロディの音名はわかるので、ドレミで歌えたりします。

カラオケ音源がなくても原キーで歌えます。


これが特技になるかはわかりませんが、音楽を聴くちょっとした時間がとても豊かになるでしょう。



④音楽仲間ができる。


人付き合いが苦手で、いじめられることもあった学生時代。でも友達と呼べる人は必ずいました。

音楽という共通点があったのです。

好きな音楽について語ったり、一緒にライブ、コンサートに行ったり。

また、楽器をやっている人同士って共通点がたくさんあったりするんですよね。感性が似ていたり。

音楽のコミュニティは比較的居心地が良かった記憶があります。


アンサンブルも楽しいです!

ピアノは伴奏に最適な楽器。

歌や器楽、様々なアンサンブルが出来ます。

1人で演奏するのも良いですが、他人と1つの音楽を作る快感はまた別の物ですね。



⑤完璧主義には果てのない追及となる。


音楽って理論はあるけれど、正解が無限に存在するんですよね。結局は好みの問題もあって。

その日に完璧にできたと思っても、次の日には改善点が見つかることもあります。


練習の終着点を高く設定しすぎると、とてつもない難路になることも。


追及する楽しみが一生続くという良い面もありますが、悪い面もあります。


私は完璧主義だなと自覚しているのですが、小学生の頃、コンクールの前日。

どうしても自分の弾きたい様に演奏出来なかったのです。もうむしゃくしゃしましたよ。ソファに顔を埋めて涙で濡らしながらジタバタ暴れていました泣き笑い

自分に対して、出来ない怒りがおさまらないのです。

あの時間は今でも鮮明に覚えていますし、今でもパニックにならないように計画的に練習したり、妥協する訓練もしました。


子どもの頃だと心のコントロールが難しくて、イライラすることもあるでしょう。




以上が自信にあったピアノからの影響です。

こういうものは個人差があるだろうし参考になるかはわかりませんが、これからピアノを始めようとしている方、子どもに始めさせたい方へ届けばと思います。



ここまで呼んでくださりありがとうございます。

少しでも講師の人柄が伝わっていたら幸いです。





教室HPはこちら↓

ぜひ覗いてください照れ

https://amipianoroom.amebaownd.com/ 




それではまた更新します!