そろそろ大学受験生は
「結果発表」ってやつかね?
うっわ~懐かしい。

さっむーい時期にやるのよね。
迷惑な感じに、雪とか降っちゃって。

どうもご無沙汰しております。
だいぶ久しぶりになってしまいましたが
記事をひとつ。




なんとなく、高校のとき通った
美大予備校のHPを見てみた。

そこには
「合格者の再現作品」というのがあって
合格した実技試験の作品をそのまま生徒が再現した
作品がびーーーっと載っている。

つまり、作品はどれも
これからの日本のデザインを引っ張っていく(かもしれない)
玉子たちが、鉛筆と絵筆だけで描き出した
剥き出しのセンスと技術。

ところがだ。。。

ポケベル時代だった頃の作品と
スマホ世代の作品が
クオリティー全く変わらんw

何十年も経っているんだ
多少の違い(進歩)があっても良いんじゃないかと
少し期待もしていたが、

面白いね。

出発というのは
今も昔も
みんな同じゼロなのですな。
うちのムスコ、
夕飯作ってる間、横に立って
ずーっと川平でサッカー実況中継してるのね。

昨晩は、お好み焼きにしたんだけど、
その間中笑いが止まらなかった。


・火加減
「ムムム・・・本田(ガスコンロ)が弱気(弱火)だ~~!」

・お好み焼きの裏返し
「おっとぉ・・・・ピンチか?ピンチか!?
いいえ・・これはピンチではないのです、
チャンスなのですっクゥーーー!」


・お好み焼きを横2つに切り分ける
「長谷部、冷静にサイドチェンジ。」

・お好み焼きを縦3つに切り分ける
「遠藤から香川へっ細かくぅ~パスをつなぐ!そして長友っ」

・飲み物の氷が溶ける
「この暑さに香川(氷)投入!
ムムッ効果は瞬間だが持続しない~
!」


・ソースとマヨネーズ
「これはまさに、ネイマール(ソース)と内田(マヨネーズ)の
マッチアップ、ックゥーーー!」


・かつお節
「この熱気に、もうサポーターたち(かつお節)が踊りだしている
ブラジルが今、燃えています(キリッ。」


・食べる
「ボール(お好み焼き)がゴール(口)に吸い込まれてぇ・・・
ネットを揺らしたーーーーーー!!!」


・ごちそうさま
「それでは、いったんスタジオへどうぞ(キリッ」

ずーっとこんな調子。
あ~面白かった。
せっかく「世界にひとつだけの授業」を受けたんだから
これをしっかりと形にしないと

・・・・意味がない。

というわけで、
塾の先生を巻き込み
こんな授業をやってくれ!とお願いして

高田馬場で、土曜日特別クラス
「チーム・元太」を作ったよ。

いずれ始まる
詰め込み勉強や
偏差値至上主義の世界から
ちょっと時間的な猶予のある世代の子供たち向け。

どういうクラスかといいますと・・・。

チーム元太が始動して1月の様子を書きましょう。

週一回の授業を
週半ば辺りから楽しみにしている
うちのムスコ。

学校の成績や偏差値に振り回されない
「学ぶ」本質を目的にした授業は
子供にとって、やはり面白い様子。

帰って来てからの興奮を見ると
「学び=勉強」ではないと改めて確信。

例えば、算数は
算数オリンピックの問題
出されています。

なにせオリンピックですからね。あなた。
3年生の基礎学力ではどうにもならん問題。
受験を視野に入れて少々塾に通った程度では、
ビクともしません。

まず、数学的センスの乏しい私には既に難しい。
頭使って考えなくちゃいけないから
8才なんかに解けるはずが
ないと思ったんだけど…。

授業は
必要になる数学的要素や論理、閃きを
一緒に考えて行き、演習。
最終的にオリンピックの問題解決に
たどり着く構造で進みます。

(この時点で、単元は「飛び級」状態です)

で、解けるようになると
興奮。
じゃんじゃん解いて行く。

この時、脳みそは
確実に活性化されていると思うのね。

何せ「どうやったら謎が解けるんだ?」
と、考えなくちゃいけない。
ひらめかなくちゃできない。

だから、うちのムスコを見ていて思うのは
学校の勉強と大きく違って
問題を前に
ボーッと考えている時間が長い。

長考しないでも解ける単純な計算問題を
ひたすらやるとか(それも勿論大切だけど)
何と無く似たような問題があって
経験上解けるとか(それも勿論大事だけど)
そういうことがないので、

宿題もめっちゃ難しいのが
1問だけだったりする…。


素晴らしい!!!

「一週間でこの問題解けたら、
テレビでもゲームでも
なんでも好き放題しやがれ!!」状態。


「チーム・元太」といっても、まだ生徒はうちのムスコだけだから
(塾に通う中学生が、問題に喰い付いて参加してたりする子もいますが)
かなりの贅沢仕様になっているんだけど

もし、興味があればメッセージを。
いつでも紹介します。


毎週土曜日17時~
高田馬場にて
(気になる授業料は、けっこう安めです。)

義理兄に7月から始まるドラマ
「若者たち」の脚本
1話目を読ませてもらった。

脚本家は今まさに乗りに乗っている
武藤さんという方。


「家族ゲーム」
「電車男」
「テルマエ・ロマエ」と…


聞けば誰もが知っている作品を次々と
世に送り出すヒットメーカー。


時代の寵児といって過言ではない。


彼は、この作品を書くにあたって
緊張と不安の中、悩み続けて
「ひと月床で寝起きしていた。」
そうな。


つまり、ひたすら悩み、書き、
気絶するように意識を失い
また起きて悩み、書く。


文字通り、泥になるような生活を
ずっと送っていたんだろう。


上がってきた脚本は
まだ、俳優が演じていないにもかかわらず
文句なく面白い。


が、同時にこれが
才能どうのとかでは済まされない
凄みがある。


どれだけ
突き詰めて、追い込んで
悩みつくしたんだろうと・・・。


武藤さんの脚本は
うっすら汗を感じるほど
やり切った感があって
キラキラしていた。


あぁ、欲しいものは


ただそこにあるんじゃなくて、
こうやって、
泥のようになって見つけた


細い一筋、


たった一本の自信の糸を手繰り寄せて
できていく。



私は、この若い脚本家の
思考の範囲の広さとか深さとか、
体力、気力、精神力に、大いに驚いたけど


同じような生活を送っていた自分が

実は何もできていなかったことに
もっと衝撃を受けた。

デジタルデトックス。
何日目かしら???


結構自分の事がわかって面白い。


1;思考がツイッターに支配されていたw
ふと思うこと、見たもの、そういう日常に溢れたすべての
感覚が「ツイッター」に直結していることに気がついた。
「あ、アップしよ。」
って発想が抜けるのに3日くらいはかかった。
恐ろしいね。

2;iPhoneの充電が減らないw
一日1~2回充電器にピットインが普通で
100%になってないと出掛ける時ちょっと不安だったけど、
止めたら余裕で1日以上持つことが判明wwww

3;人と話してないんだ。。。!
普段SNSで寂しくないし、結構ワイワイ話してる気になってたけど、
案外人と直接話す機会は少ないんだってわかった。
SNS関係全部の通知を切っていたから、
単純に電話のコールしか鳴らない状態にしてたんだけど、
履歴で一番多かったのが「ママ(ケータイ)」だってw
死ぬわコレwww

4;自分の悪意が刺激されないで穏やか~w
私を嫌いな人が私の事をあれこれ書いているのを見るのが
私は密かな楽しみだったりするんだけど、
ネット止めたら、
自分のこういう性格の悪いところが刺激されることって
実際はめったにないことがわかった。
なんで、ネットでそんな所をわざわざ刺激して楽しんでたんだ?
って、疑問に思った。
穏やかじゃないね~。
ネット止めたら、本当に「私って良い人~。」になったわ。

5;思い切り「知りません。」w

仕事しててもやっぱり、情報の欠如は不利に働くことがあって・・・
ま、そういう意味では仕事してたら
情報は命綱でもあるわけなんだけど。
あえて
「あ~。今デジタルデトックス中で、最近のネット事情知らないんですよ~w」
って言ってみたんだけど、
結果何も変わらずwwww
プライベートでも、友達のつぶやきとか、日記とか読んで
「いいね」押したり、コメントしたり・・・とやってたけど
こちらも、止めたからといって結果変わらずw

6;テレビって以外といいもんだw
ネットって情報がくもの巣のように絡み合ってて
どんどん深く、広く・・・ってできる利点の反面、
頭の中が知らず知らずに情報で一杯になってるなんてことがある。
結局、情報の多さに私が酔って、疲れちゃったのもあるんだけど、
ネット見るの止めたら、テレビってのんびりとしてて
私、それで十分です~。なんて・・・。

7;そして復帰
復帰は上記の6つの事をちょっと気に留めて
やることにした。
私、仕事でデジタル使ってるし、
プライベートでも会えない人がたくさんいるから
ネットは凄く便利。
でもね、やっぱり私の携帯はネットで充電すり減らすより
直接のコールを待っているようですわ^^


おしまい!