両親と元夫
その他もろもろ

確かに傷つけられ恨んではいたが

それも私が呼び起こした現実で

相手だけが悪者というわけでも無かった


逃げたい、消してやりたい

でも私の暴走は
とても小さく大きな存在によって

大変換されてしまった

忘れ去りたい
でも忘れられない出来事に

こんな素晴らしい気づきがあったとは

掘り下げないなんて勿体無い

ネガティブな経験には大きな価値が眠っていたことに気づかされました

自己満足で綴ったダラダラ書き
最終話です!










私の生きる全てであった復讐

それは
人を傷つけ苦しめること


相手の辛そうな悲しそうな顔を見た時は
達成感と共に


自分の弱さと
器の小ささ 未熟さと虚しさも思い知らされたのだ




「心が痛い」と言う経験と感覚を自覚することは

人生の苦しみを紐解くいいヒントになった


痛みの原因は怒り


怒りになる前には
悲しみがあり

その奥に不安と恐れが眠っていて


不安でも怖くても
誰にも助けを求められなかった
助けられる価値も権利もないと思っていた

助けを求めても拒絶される
それこそ恐怖で
心を殺されたようなものだった

だから
自分の傷を放置せざるを得なかった

この傷を隠して
無かったものにしてしまった

それが私をモンスターにさせたのだ


不安と恐怖の段階で
気がついて
受け入れられれば良かったものの

ただ耐えて
従うしかなかった

目の前の存在を苦しめ皆殺しにしたかったから
それが私の生きる価値だと思っていたから

目の前の他人は私そのもの
私は自分を消し去りたかった

私の中の私に思考をコントロールさせ
洗脳させた

だがこれもいい経験だったのだ


家族に傷つけられなければ
家を出る幸せがなかった


帰れる家がなかったから
上手くいかないと気づいていながら
モラ夫に対して愛と勘違いしたまま依存し続けた

そのおかげで息子に出会えた

傷つける人がいなければ
復讐心という価値を持たなかった


復讐心がなければ宝を道連れに
無理心中という経験もなかった


無理心中がなければ息子の偉大さと愛しさ

そして生きている幸せも感じなかった




心の傷に気づき受け入れ
洗脳から解かれ

失っていた自分の思考を取り戻すことは

勇気も気力もいるし
時間もかかった


この立ち直りのプロセスは
やってみないとわからないが


本当に本当にやって良かった
(無理心中や自殺未遂のことではないよ)

これがなければ私は感謝も知らず
愛する息子を虐待し続け

家族以外も傷つけ

犯罪だってやっていた




自分の首を絞めていた間違った価値によって
たくさん学べることができた


息子の存在のありがたさを認識できるまで

気づかなかった


気づかないようにして
逃げ道を探していたんだ



だから苦しかった

もう自分殺しはやめよう


息子が生まれて良かったと思ってもらえる生き方を見せよう


この間違いに気づくまで時間もかかったが

あの道連れの…
マイナス値からプラスに向いた瞬間

これを忘れてはいけないと思う


いい経験をさせて助けてくれた

不登校も病気も
あの経験があったからこそ

息子のために自分が生き直さなきゃいけないって覚悟もできたから


本当に大切な経験と気づきができたから
とてもいいきっかけを与えられた

子供はママを助けるために
選んで生まれてくると言う


本当に助けられている


私もこれから助けていければ




おわり そしてはじまりです

ありがとう