このブログを始めようと思ったのは、癌になって余命宣告された時に主人や子供達、家族や友人達に何かメッセージを残せたらと思ったからです。
しかし今は、自分が根治した時に読む記録として書いています。
最初のうちは、自分の治療内容のことも書き込んでいこうと思っていましたが、私のやっている治療は、明らかに周りと違います。
辛い抗がん剤治療をしている方からしたら、それを見て不愉快に思う方もいるのではないか?とかいろいろ思うこともあり、ついついパソコンに向かうことも少なくなりました。なので、コメントも受けないことにしたんですもし、不愉快に思われたらスルーして下さい。
癌になって、余命宣告もされて…
でも、たくさんの出会いの中から私の意識が変わりました。
クリニックの先生は、外科医で癌専門35年。ベテランの先生です。先生も若い時は、手術して癌を切って抗がん剤治療、放射線治療という一般的な治療をしてきたそうです。先生は、たくさんの患者さんを診てきた経験と研究で、自分のやりたい治療ではないと感じ、今のクリニックを開業したそうです。
クリニックのおかげで、ステージⅣでも根治する方がたくさんいることも知りました。先生は、絶対に闘うとか闘病なんて言葉を使いません。それに、癌についても攻撃するとか、癌細胞をやっつけましょうなんて事も言いません。それに、いつも言われるのは治すのは、あなた自身。私は、サポートするだけと言ってます。
私は先生の言葉を聞いていくうちに
闘病=問病なのかな?って思うようになりました。
これまでの自分のことや夫婦、家族のことを考えて
私、頑張ったなーって自分をほめてみたり
癌細胞も普通の細胞として作られるはずだったんだよな~とか。
癌も、頑張ってきたから休みなさい!って教えてくれたんだ。癌細胞もアポトーシスで自分で死ぬことができるんだから、体の環境が整ってきたら暴れる必要もなくなるんだとかイメージするようになりました。
私は、近所の県立病院に通院している時は、担当医からしたら嫌な患者だったと思います。抗がん剤は、やりません!と言ったり、手術後に何日もICUで薬漬けにされた時、どんどん増える点滴や薬の量を見て、外してと言って半ば無理に外してもらったり。でも、クリニックの先生からは、ほめられたんです医者の言いなりにならないのは、良いことですと。(先生もお医者様ですよ~と思いましたが(笑)(;'∀'))
これからもブログは、自分の記録として書いていきます。
辛い治療をされていたり、苦しい思い抱えている方だと嫌な気持ちになることもあると思うので…その時はスルーしてください。
久しぶりに夜更かしだ~おやすみなさい