まどかマギカの映画を見て深く感銘を受けたので
衝撃的だったED曲の歌詞を考察してみました!('ω')
思いっきりネタバレですので
いやんな方は回れ右でお願いします('_')
そっと開いたドアの向こうに 壊れそうな世界はある
朝が来るのか 夜になるのか 迷いながら光はほころびて
壊れそうな世界=ほむらの魔女結界による理想の見滝原市という『夢』
夢は朝が来れば(目が覚めることで)消えるものであり
逆に夜であれば(眠りにつくので)そのまま見続ける
劇中でほむらが違和感に気付きかけている状態の事だろうか
声が呼ぶまでは もう少し遊ぼう
花のように廻る時を繰り返し
誰の声だろう?
救済に来るまどかの声か、真実を求め訴えるほむらの声か。
また「廻る時」という事は、繰り返し中のほむらなのだろうか。
Magiaの歌詞だと“花”はまどかを示しているように見受けられた。
花のようにというのは、まどかのように=円環の理という事かもしれない。
円環は終わらないもの。 ずっとずっと繰り返そう。
夢はこの部屋の中で 優しい歌をずっと君に歌っていた
結界である理想の見滝原で、ほむらの生み出す幻という夢は
彼女にとって優しい世界だった。
叶うならば、そんな優しい子守唄を聞きながら
少しでも長く優しい夢を見続けて欲しかった。
何が本当のことなの
一番強く信じられる世界を追いかけて 君の銀の庭へ
だが、ほむらは自らその優しい世界を、都合のいい世界を否定。
真実を求め、現実‐まどかの守る本当の世界‐へ。
道に迷ったあの子が今日も 一番早く帰りついた
道に迷ったあの子=ほむら?
最後に残った道しるべにて「私はとっくに迷子になっていた」と話している。
一番早く帰りついた、というのは
前の世界で誰よりも早く魔法少女と魔女の真実を知ったように
誰よりも早く世界の真実に気付いてしまった事だろう
正しさよりも明るい場所を見つけながら走ればいいんだね
正しさ、つまり秩序よりも
まどかという自分にとっての道しるべであり光を求めた事を指している?
それともそれは考えすぎで
単に何が正しいのはわからないから、まどかを道しるべに?
幼い眠りを守りたい番人
大人になる門は高く 閉ざされて
“幼い”と“大人”というのは魔法少女と魔女の事だろう
ここまで言えばわかるわね?
と言うのは冗談として
魔法少女の夢を守りたい番人、魔女になる門は高く閉ざされたという点から
円環の理(まどか)を示していると思われる
君は気づいていたかな 本当のことなんていつも過去にしか無い
過去、つまりほむらが繰り返してきた世界?
その繰り返しの中で生じる未練や後悔?
いつも気付くのは後からで、真実は過去にあった。後悔。未練。
それとも、本当の事、真実は、確定しないと存在しないものだから?
確定するには、それが過去のものにならなければならない。
確かなものが未来にあるわけがない。
未来や希望はすべて 誰かが描く遠い庭のわがままな物語
この曲での“庭”は言わば箱庭のようなもので
つまりは誰かが作った世界の事だろう。
確かなものがない未来だからこそ
未来や希望は、誰かが自分勝手に思い描いた理想でしかない。
遠い庭、というのは、未来の世界は現在からでは届かない遠いものだから。
※ 余談だが、絶賛ロンパ中である私は
ここで別の方向に頭が働いてしまうという事態に見舞われた。
まだ誰も知らない
でも誰もまだそれを知らない。
これは恐らく、EDでのほむら視点だろう。
ほむらはそれを知ったからこそ、悪魔となって自分の庭を作り出したのだから。
だが、まだ、という事は、いつかはみんなも知るのだろう。
今いる世界が、誰かの思い描いた誰かの庭だという事に。
ひたむきな小鳥の声で歌う子供は何を隠し何を壊し燃える時計
ひたむきな小鳥の声で歌う子供がよくわからない。
全体的に幼さを出している事から魔法少女なのだろうが、これはほむら?
燃える時計、というのはなんだか穏やかではない印象。
それとも燃える=炎=ほむらで、ほむらの時計というだけ?
何となくだが、この部分からは魔女化したほむらの印象を感じるが…。
円環の理(まどか)を隠し、理想の世界と自分自身を壊し、といったイメージ。
そう考えると、ひたむきな小鳥の声で歌う子供は
まどかを一途に想っているほむらのイメージなのかも。
秘密めく花の香り ここにいるよ
遠いけれど、まどかを感じている?
ここにいるよと答えてくれているようだが、とりあえず今は逃げて超逃げて。
静かに寄り添って どこにも行かないで 窓辺でさえずって
何を失くしたって
間違いなくこの部分が監禁用BGMなんて呼ばれている原因の一つだろう。
映画を観終わって呆然としながらEDを聴いていて
このフレーズを耳にした時はぞっとした。
ほむらのまどかを求める愛と狂気がいい具合に感じられると思う。
しかし、ここで「さえずって」と求めているという事は先ほどの小鳥はまどか?
それとも単純に、囚われの小鳥、という事?
そう考えると、先ほどの小鳥は夢と絶望に囚われたほむらで
この部分はほむらに囚われたまどか?
夢はその腕の中に 優しい人の嘘も嘆きも 閉じ込めていた
優しい人とは誰の事?
嘘と言うのは世界が幻である事、嘆きはまどかに会えない事
とすればほむらだが…
自分だけでなく、マミや杏子にも優しい幻を見せていたのだから
優しいと言えば優しい、かも。
何か足りない心で 怒りをまといこんで行こう少女の形をして
抑制心ですねわかります。
というのはさておき、少女の形という表現をしているという事は
既に悪魔となったほむら視点?
既に自分がもう人間でないという自覚をしているのだろう。
怒りと言うのは何に対する怒りなのだろうか?
何となくはわかる気がするが、漠然としていて説明するのが難しい。
まどかとほむらが共に歩めない世界へ、でもあるだろうし
自分自身にすら怒りを感じているかもしれない。
また、悪魔ほむら視点と言う前提を外せば
尚も、まどかに危害を加えようとするキュウベェに対しての可能性も。
まさに叛逆の物語。
でもあの時、少女の姿を寧ろ捨てていたような?
終わらない始まりへ 本当の終わりへ
やっと最終回を迎えられると思いきや
まだ終わらせたくないという大人の都合…げふんげふん。
とにもかくにも、終わりだと思っていたらそれは新しい始まりだったわけだが
これが本当の終わりへの道のようだ。
ツヅキマダー?
静かに寄り添って どこにも行かないで 窓辺でさえずって
どこにも行かないで
とても大事なコトなので2回(前のもいれて3回)言いました。
この歌の中で「どこにも行かないで」と言われる度にぞっとするよ。
友人はこの部分がトラウマになっていました。
考察してみた結果、1番は理想世界でのほむらを。
2番は悪魔ほむらをイメージしているように思われる。
もう何というか…非常に愛が溢れていて、感動する(棒読み)
タイトル 君の銀の庭について
先ほども述べた通り、庭は誰かの作った世界の暗示とする。
劇中にはまどかの庭(祈りで作り変えた今の現実世界)と
ほむらの庭(理想の世界とEDの世界)の3つが出てきている事になる。
では、銀とは何であろうか。
銀の象徴的意味は月を意味する事が多いが、そうなると意味が分からない。
また女性も指すらしいが、それでも益々わからない。わけがわからないよ。
そこで、困った時のgoogle先生に伺ったところ
『色カラー』という色を紹介してくれる専門サイトを発見。
(参考URL:http://iro-color.com/episode/about-color/silver.html )
それによると銀色には
「高級、知性、洗練、冷たさ、金属、協調性、機械、未来、殺菌、才能
雪原、貴重、品質、輝き、シンプル、人工的」というイメージがあるようだ。
当てはまりそうなのは「冷たさ、未来、貴重、輝き、人工的」あたりだろうか。
歌詞の具合から、全体的にほむら視点の曲であるのは間違いないので
タイトルの「君」はまどかの事だと仮定して、上記のイメージを当てはめてみる。
冷たさ
まどかという光を失った世界は、ほむらには冷たく感じられる寂しいものだった。
未来
まどかの祈りのおかげで、魔法少女は未来への希望を抱ける世界になった。
貴重(貴重と言うと変なので、尊い、と意訳する)
まどかが守ったこの世界はとても尊い、大切なものだ。
輝き
この世界は希望に満ち溢れていて輝いているね!
…あれ、なんかどこぞの希望厨が降臨している。 (゚_゚i)
人工的
ほむらにとってまどかのいないこの世界は違和感があり
自然なものではない人工的なものに感じられた。
こんなところだろう。どれでも然程おかしくはなさそう。
え、希望厨? 何のことだがワカリマセン。ツマラナイ。
余談だが、銀が月を表現しているかもしれない、と考察していたところ
劇中で月は非常に印象的な演出に使用されていた事を思い出した。
ほむらの理想世界での大きな満月
(橋のシーンで、ペルソナ3を連想していた事もありよく覚えている)と
エピローグの綺麗に半分に割れた半月どころでない月の二つの演出があった。
後者はちょうど同じ位置で地面が崖になっていた事
何もない崖の方に向かってもたれ掛るようにほむらが椅子に座っている事から
単純に「あぁ、まどかいない…ぼっち…」という感想を持ったが
思えばあの月は魂的な意味、もしくはほむらの心的ながあるのかもしれない。
もっとわかりやすく言うならば
ほむらにとってまどかは自分の半身にも等しい存在で
それが欠けた為に、月も半分に割れていた、といったところか。
一人ぼっちになっちゃダメだよって言われたのにね。
