さて、出発日当日。
空港はこじんまりとした
日本の本当に小さい地方空港
より小さいぐらい。
着いたらたくさんの人が
カウンター前に並んでいました。
家族連れやビジネスで行く
ような人がほとんど。
外国人(女)一人は私だけと
思われました。
(まあ、てか現地では女一人では
旅に出さないよねこの状況で)
夫がいろいろな人に確認しながら
一緒に待っていましたが、
何せ案内表示とかそんなものが
ないので夫なしでは無理・・・。
外の待合所では立ち飲みカフェ
ぐらいで搭乗手続き後はしばし
待ってましたね。
さて、イミグレーションは
入国も出国も一緒の場所を
使うし案内はないわで出入口は
人の渦。。。羊の群れ。。。
一人私服の整理する人が
いたのでそれだけが頼り。。
出発時間になっても何も
動きがないのでその集団の
まわりをうろうろしてたら
急に
「家族連れ~!」と叫びだした
ので夫に「行け」と言われそのまま
入ることに。これも一応レディー
ファーストだなとありがたく思い
出発。
そして男たちはまだ群れの中で
待機。
入口をくぐると約110畳くらいの
スペースにブースが3つで出国
手続き。そして並んでいると
「ん?外国人か?こっち来て」
と言われブースもない部屋の
中央の机で何やら用紙に記入
しながら、
「え?一人?リビア人と結婚して
るのか?」
とか簡単なアラビア語のやりとり。
で、例の保護者同意書の用紙持ってるか
とか聞かれましたが、ちょっとカバンの
奥に入ってて取り出しにくかったので
「?」とちょっと分かりません~
みたいな表情したら、
多分外国人だから、ま、いいかと
思ったんでしょう。
そのまま通してくれました。
出国手続き後の待合所は割と
きれいで座って待てたし、
家族連れが先だったので
ゆっくりと座っていれました。
飛行機のスポットはすべて
オープンスポットなので
バスで移動。これも女子供
家族連れが優先なので
これもスムーズにいきました。
機側につくとなぜかすべての
人の荷物が並べられていて
「自分の荷物を選んで、
カートに乗せなさい~」
と言われ自分の荷物を探して
カートに乗せる(搭載用)
怪しい荷物を拾分けるためか
分からないけどこれまた
よくわからない作業。
その後搭乗して機内に
ようやく座席に着くことが
できたのでした。
と、淡々と綴ってみましたが
この空港はそもそも民兵組織の
管理下であったし、数日前にも
乗客の一人が暴れて騒ぎがあったり
航空会社職員がなぐられて
一旦閉鎖したりと、ちょっと
緊張する場所でした。
政府や警察が機能してない
状況でなにかしら巻き込まれる
可能性があるかもしれないので
私は私で飛行機がトルコに
着くまで安心できませんでした。
夫も私が旅行慣れ+前職が
なければ一人で出さなかったと
思いますが、主人もいろいろと
することがあり一緒に出られなかった
ので私一人がでることと
なったのでした。
⑤に続きます~