スタジオレッスンに通っていて
【 音 】について、感じる事がある。
必死で自分がそれどころじゃないから(笑)
エアロやステップではさほど気にはならないけど…
ダンス系はどうにも気になる。
私の学生時代、てんで音の取れなかったペアの子を思い出してしまうから(笑)
ペアの子も早取りだったなぁ…(遠い目)
もはや遡ること、数年前。。
某ダンスプログラムの大きなイベントですぐ近くの方が大層な音の早取りされていて…惑わされそうな、ヒリヒリした感覚に襲われた。
お、踊りにくい…!!
素朴な疑問として。
踊っていて気持ち悪くないのだろうか...
意図的に半拍早めているのか、体が動かしきれずバネが戻ってきてしまうから無意識に半拍早まってしまうのか。
はたまた、自分の頭の中で曲のBPMが操作され流れているのか。
音のとり方に対して、経験談を1つ。
メトロノームを目の前に置いて、手拍子でリズムを刻む訓練
メトロノームに合わせて、自分の思うリズムを手拍子する。これがなかなか面白い。
ごく簡単な事なのに…たった2人(同じ振付を共有するダンスのカップル同士)でやっても、ピッタリ揃わない。
こういう時、お互いに「私は合っている」と思っているから、なおさらタチが悪い
(先生という仲裁役が居てこそ叶う練習方法かもしれない。)
だから、スタジオレッスンにおいても、みんながみんな心地よい音(リズム)で過ごせる環境は、まず無理 だとも悟っている。
ヒリヒリした感覚に襲われても、疑問をもっても、仕方ない。
みんながみんな自分のリズムを、音を持っていて、それを体現しているからだ。
そんな中、私は「踊ってもリズムが一定過ぎて、面白みがない」と、先生からよく注意されてきた人間
当時のダンスの先生にアドバイスを貰ったのは、、ずばり。
歌いながら踊ること
歌詞が分からなくても良い
口パクでも良い
なんとな~く口ずさむ
ベースの音をキャッチしリズムを聞きながら、メロディーを口ずさみながら踊る、と。。
先生と一緒にTHE BOOMの『風になりたい』を歌いながらゆっくりサンバを踊ったのを、今でも強烈に覚えてる
私が元居た世界は、その場でかかった曲を1・2秒でBPMをキャッチし、踊りださないといけない。
曲の速さはその曲毎に少し違うし、その場で初めて聴くような曲も、ある。
それでも、音が取れていない・早取り等は一発で見抜かれる。
自分達は気持ちよく踊っていても、審査員からは見向きもされず、そのまま予選落ち直行。。
音に対して厳しく、それでも、寛大に。
あの環境下は、私の糧になっているのかも。