山の中の家は殆ど無音で
家の前の道を通る車もほぼない

無音の世界でベットに横たわっていると

消えてしまっていいかな‥

そんな風にふと思ってしまう瞬間がある

まだ見てみたい景色はある

その思いより、消えてしまいたいという思いが強くなる

そんな瞬間が

この山の中に引っ越してきて、娘と息子が出ていってから時々ある

〇んでしまいたいというのとは違う感情

もういいかな‥という思い

この頃はそんな思いが湧いてしまう

と

ゴミ袋大に片っ端からクローゼットの物をつっこむ作業をする

衣類は殆どすてて
バックや靴も今使用している物しか残っていない

いつ処方されたのか覚えてない漢方薬なども全部処分した

捨てられないのが　

　　　アルバムと楽譜

馬鹿だなぁ‥

もう弾くことなんかないのに楽譜が捨てられない

あの頃が一番楽しかったのかな

娘や息子のクローゼットに手を出すと

懐かしすぎる品物がその都度出てきて泣きながらゴミ袋に突っ込む

孫が泊まりに来る時ように用意してたパジャマや下着もたんまりあって

仮面ライダーのパンツが捨てられない

それに

私が着ていた着物に娘が産まれた時に父が用意してくれた着物

右の娘の着物は４人の孫の宮参りで使用した

もう使うことはないだろうな

でも、処分はできないや

私が居なくなったら旦那は全部捨ててしまうだろうけど

断捨離という作業は想い出と決別する作業なのかもしれない

想い出は宝物

ずっとそう思ってきた

いっぱいの宝物に執着してる

辛口な友達は、そんな執着心が高い私は消えてしまうことなんて出来ないよ‥‥という

そうかも知れないな

雨が降って肌寒いから痛みが気になる

でも、薬を飲むことも面倒くさい

さっさと寝てしまおう

　　デエビゴって依存性少ないといわれてるけど

依存性のない眠剤はないんだろうな

変な夢みませんように‥

断捨離という作業‥