熱い日差しを浴びながら波の音を聴きながら決心する。
理佐に伝える
後、一週間しか一緒にいれない事を
病気とかそういうのじゃない
とか言って、いつも私は嘘を言ってしまう
だから誰にも信用されなくなり孤独になる
もうそれでもいい
だってこの世からいなくなるのだから
理佐、ありがとう
私のそばにいてくれて
大好きだった
だった"じゃない
これからも大好きだ
私は天国からあなたをずっと愛し続けるからね
朝の学校
あの後、海を眺めたり独り言を呟いたり、少しだけ寝たりして家に帰るのがすごく遅くなった
病院の先生にはあんまりうろうろしたり、動いたりするのは避けろって言われてるのにね
病名は教えてくれない。
なんで、私は私のことを理解しないといけないのに教えてくれないの?
はぁ…
外に出て理佐と待ち合わせしている所に行った
理佐「おはよ!」
愛佳「おはよぉ〜今日も眠いし、もう行きたくないよ〜」
理佐「そんな事言わないで、早く行くよ」
理佐は急にツンになったり、急にデレになったりしてツンデレちゃんなんだよね
そこが可愛すぎるけど
理佐は高校二年生の時かな
その時に同じクラスになって、いままで恋とかよくわかんなかったけど一目惚れってやつをした
そんなある日、理佐がまだ喋ったことないけど私に話しかけてくれて
そこがきっかけに仲良くなって、私が最初にアタックしたのだ
あの海で…
そしたら両思いだった
あの時の感動はまだ忘れられる事の出来ないことだろう
理佐「おーい、さっきから大丈夫?」
愛佳「うん、平気だよ!」
理佐「私の話もちゃんと聞いてよ!」
はい、理佐のデレです。
学校につくまで理佐のたくさんの話を聞きながらきた
チャイムがなり、席に着く
私たちの席はかなり離れている
私は窓側の一番後ろ
理佐は廊下側の一番前
それでも理佐はこっちを向いて、ニコって毎回してくれる
なんていい彼女を見つけたんだろう
いや、これは運命だよね
私の一生分の運を使い果たしたよ
悔いはないし、
いつものように授業を受け、昼食の時間になった
この時間に言おうと思ってたんだ
行くよ
愛佳「お腹空いたなぁ〜、ねぇ今日は教室じゃなくて屋上で食べない?」
理佐「愛佳から誘ってくれるなんて久々だね、いいよ!」
階段を一段一段上がる度、鼓動が早くなるのが伝わってくる
ガチャ
ベンチに座った
理佐「いただきまーす」
愛佳「いただきまーす」
はぁ、うん
頑張るよ私
愛佳「理佐、あのさ」
理佐「ん?」
愛佳「急すぎてごめんね…私…さ、あと一週間も無いかもしれないけど、一緒にいれないんだ。」
心拍数が…
心臓が痛い…やだ、理佐のそんな顔みたくない。。
理佐「え、あ。ん。」
動揺するに決まってるよね、うん。
ごめん、ごめん…
何故か私は涙が止まらなくなってしまった
そんな私を優しく抱きしめてくれたのは理佐だ
いや、強く…強く…その中には優しさもこもっている。
私の耳元で涙を抑えている声が聞こえてる
愛佳「ごめん、ごめん、」
理佐「もっと…早く、言ってよ」
愛佳「言う、勇気がなかった。もし、もっと昔に言ってたら理佐は優しいから…、気を使ってくれるし、心配だってしてくれると思う、でもそんな事してたらいつでも理佐に甘えちゃうし…だから、」
理佐「ばか!ばかばか…ばか。そんなこと言ってくれればいいの!なんで、…あと一週間もないって…病院は?」
愛佳「行ってるよ?でももう無理だって言われたから今を楽しんできな?って言われて、」
理佐「で、でも。こんなに、泣いていても…前に進めないし…。。この一週間、もしかしたら伸びるかもしれないし。一緒に住もっか。一人暮らしだから。」
私が思ってもいなかったことを言われた
愛佳「うん。喜んで。ありがとう」
私が死ぬまでは理佐と暮らすことになった
こんなのいい死にかただよね
あれから沢山遊んだり、笑って…ないて…
夜はいちゃいちゃして。
ずっと続けばいいのに。。
私がもっと早くいっていればかわれたのかな
そんなある日
1週間を切って私はもう死を覚悟していた
いつ、いつどうやって死ぬのか
痛みも感じていないし、ほんとに死ぬのかわかんなくなってきた
病名は分かんないし
最近そう思うことが沢山あった
今日の休日は最後になるのかな…
私は先に起きていて天井を見つめていた
理佐「おはよ、」
ぎゅっと抱きしめてくれたのは理佐だ
この温もりを離したくない
理佐の腕をほどいて頬に手を当ててキスをした
その後私はあなたと見つめあって
その見つめあった時間が胸に刻まれていく感じがした
やだ、まだ生きたい
私は理佐の頬に涙を垂らしてしまった
私が拭こうとしたら手を掴まれた
理佐「やめて、拭かないで。私のだから」
理佐は私の涙を手で触り、その感触を探すように手の中に入れた
理佐「今日は海に行こう、あの海に」
愛佳「うん。行こう!」
すぐ着替えて理佐と手を繋いで海まで行った
私達の始まりの場所
砂浜にあるでっかい木のところに座った
二人で波を目で追ってひたすら見つめていた
波の音は切なくて、切なくて。。
耐えられなくなった
理佐「愛佳、あの頃嬉しかったよ。まさか両思いだなんて、思ってなかった。だって、愛佳は外見やんちゃな人かなって思うくらい髪色が茶色で絶対男の子が好きだなって思ってた。私も最初は恥じらいがあったよ?でも、愛佳がそれを無くしてくれた。あの時は愛佳に助けられた。ねぇ、愛佳。。まだ死なないで。」
ドキッ
心臓が痛んで心が痛くなった
生きたい…理佐を離したくない
離れたら…離れたら。
私は理佐の手を取って
愛佳「生きる。生きるに決まってる。理佐を離したくない。こんなに愛したのは初めてだもん。言葉で表せないほど愛した人…。理佐…」
またあの時のように見つめあって私と理佐、お互いに顔を近づけあい、唇に触れた
それは切ない…涙の味がした
理佐…綺麗だよ
また見つめあい理佐が言った
理佐「愛佳…綺麗だよ」
愛佳「同じ事思ってた。ねぇ、愛してくれて…」
私は急にふらふらしてきた
呼吸が整わなくなった
私…死ぬんだ。
でも、でも…伝えたい。
理佐「愛佳…愛佳。。愛佳!!やだ、私を置いてかないで。」
愛佳「あい…して、くれ、て。。あ、り……がと。う」
私は安らかに眠った
理佐に届いたかな?
fin