小学6年生
志田君とはクラスが離れ、全然話していない。
志田君はしっかりクールになり、女子からももてるようになった。
奈々未「真木君〜!きょうあそぼーよー。」
友香「よね〜!ずるいよ!私もいい?」
真木「ごめん。今日用事あるから。」
そんな中志田君の親友、薫が言った。
薫「真木は、おとうさんしかいねーんだよ。お前らにはわからない用事があるんだよ!お前らより何10倍も苦労してんだよ!わかったなら、どっかいけ!もう近寄るな。」
真木「薫、それは言いすぎだ。
ごめんな、菜々子、友香」
菜々子 友香「ううん。大丈夫!また今度ね…」
真木「おう。」
それを見てた、私。志田君に気づかれてしまった。
真木「由衣、久しぶりだな。」
由衣「うん。大丈夫?相談乗るけど…」
真木「聞いてくれるのか?んじゃあ、こっち来てくれねーか?」
真木は、私の腕を引っ張り、屋上に連れていってくれた。
私は、胸が熱くなった。
真木「おれさ、お父さんしかいねーじゃん?それでさぁ、俺のお父さんが、がんで今入院してんだよ…」
由衣「ほんとに?だから、最近断ってばっかなの?」
真木「おう。俺…もうやっていけねーかも…もし父さんがかりに死んだと考えたら、もう俺は考えれねぇんだよ…。俺それに、ピアノもあるし。」
由衣「そうだよね。習ってるんだよね?」
真木「おう…そこまで上手くねーんだけどな。んまあ、由衣に聞いてもらって、なんかスッキリしたわ!ありがとな、んじゃあ。」
由衣「うん。」
志田君が去ろうと来た時、後ろを振り向き立ち止まった。
真木「なぁ由衣?」
由衣「ん?」
真木「中学入ったらさ?ジャズ研究会…一緒に入ろうな?」
私は少し動揺しながら返事をした。
由衣「う…ん。」
真木「俺、由衣とじゃないと嫌だから。」
と言って、志田君が去っていった。
私は、もしかしたら!なんて思っていた…