「僧帽弁閉鎖不全症」

私ではありません

ロコちゃんです

昨年までの3年の私の時間は

この闘病に費やされたといっても過言ではありません


2020年12月ロコちゃん9歳

かかりつけ獣医で月に2回ある

心臓専門外来で診察を受けることになりました

木曜日の夜、東京から心臓専門医が出張でいらしてくださいます

その時点ですでに心臓肥大、雑音、弁の変形はだいぶ進んでいました

とりあえず投薬が始まりました


その後毎月の心臓外来受診

増え続ける強心剤

咳をすることが多くなり肺水腫の予防のため

増え続ける利尿剤


ロコちゃんは外でしか排泄をしないので

お散歩に出す回数が

1日に3回、4回、5回、6回と

どんどん増えていき

私は身体的にも精神的にも

ボロボロになっていきました


それでも平日の勤務中は

姉やご近所の方、トリマーさん、友人など

昼間毎日シフトで

お散歩と様子を見に来て下さって

本当に助けられました


そんなこんなでどうにか1年半くらい

乗り越えていましたが

2022年4月とうとう肺水腫になり

もう余命わずかだと告知を受け


先生から

『僧帽弁閉鎖不全症は投薬では治らない。

治るのは外科手術のみです。

逆に言えば手術すれば治る可能性はあります。

今はこの手術に特化した病院があり、

高い成功率と生存率で実績を上げています。

ロコちゃんはもう末期だけど、ギリギリ手術に耐えられると思います。

手術に踏み切りませんか?』

とお話がありました。


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