ダヴィンチを使った胸腔鏡手術による胸腺腫除去 | 病気治療備忘録と時々バイク

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令和3年12月 S状結腸がん腹腔鏡手術
令和4年3月 ストーマ閉鎖手術
令和4年5月 縦隔嚢胞胸腔鏡手術(ダヴィンチ使用)

昨日指示されたOS1を2本飲みきり、新しい入院着に着替えて血栓防止のためのストッキングを履いて看護師から声のかかるのを待ちます。

看護師から体温や血圧を測定したあとに点滴をされ手術に備えます。


午前8時になり手術室に看護師と向かいますが待合室で待つ妻と廊下で少し会話をしました。

昨年の暮れから全身麻酔の手術は3回目になりますので、その度に心配をかけている妻には感謝しかありません。


手術室の数はさすが大学病院といった感じです。

手術室に入る前に麻酔科医とオペ看から説明を受けて手術台に横になります。

まずは点滴の位置を変えます。

今回の麻酔科医は2名で硬膜外麻酔のため背中を丸めたところで針を刺すところを触って確認しています。刺す位置が決まったところでもう一人の麻酔科医に刺す位置の探し方を指導しているようです。

しばらく背中を触られようやく麻酔の針が刺されました。身体の向きを変えて心電図のために胸に吸盤を貼り付けてから手術中に身体が動かないように拘束具で手足を固定されます。

不織布マスクの上から酸素マスクをつけられましたがやや苦しいです。しばらく押さえてつけられたあと不織布マスクを外して酸素マスクをつけられました。

麻酔が点滴から注入され段々意識がなくなってきました。


「無事に終わりましたよ」と声をかけられて目が覚めましたが今まで全身麻酔による手術を6回ほど受けていますがこんなにはっきり目覚めるのは初めてです。


時計を見ると午前11時50分でした。

この病室はHCUだそうです。

体には点滴のほか胸部にドレン用の管や尿用のカテーテルがついています。

妻も手術後にHCUにきて少しだけ会話をしました。

手術時間は1時間ほどとのことでした。

担当看護師は中国から留学生のようですが対応も良くて助かりました。


とりあえず手術も無事に終わり一安心です。

取った腫瘍は縦隔嚢胞だったようですが生検に出して確認しますが時間がかかるようです。