日本でもっとも長い歴史を持っている学校のは
空海の高野山という話をしているときに、
投げかけられた質問だった。
ふとあたまによぎったのは「企業」というくくりじゃないな。
宗教??
ということだった。
答えを聞くと、正解はキリスト教だった。
組織としての規律、理念は聖書であり、
それがグローバル展開をし、
各国の文化としてカスタマイズされ、浸透している。
またクリスマスなどの文化もつくり、
キリスト教以外の信仰の人にも影響を与え、
そして、シーズンのイベントに組み込まれている。
十字架も
アクセサリーやファッションのデザインに使われ
モチーフとして溶け込んでいる。
影響力も半端ない。
そう考えると、
宗教の起因を調べると、
信者の巻き込み方(こういうと怪しそうだけど…)
次世代への継承の仕方に学ぶべきところが
多いのかもしれない。
ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)