医師不足。
医学部入るのが大変で、お金もかかり、6年間みっちり勉強しなくてはなれない医者。

人間の生死に直接的に関わる医師という職業。

やはりそれくらい勉強してもらわなくては困る。

高額の報酬を受けるのは当然だと言える。

だが、この高齢化社会、医師不足により、病院が人でごった返し、何時間も待たないと診察してもらえない、また、地方では病院自体が足りてない所も多い。

僕は病院嫌いで滅多に病院には行かないが、高齢になればなるほど毎日病院に行って、たとえ悪い所が無かったとしても、安心したくなるのだろう。

病院に行ったとして、専門的な治療を受ける比率というのはどのくらいのものだろうか?大半は、熱計って、脈拍測って、尿検査して、血液検査して、心音、呼吸音聞いて、軽く触診、問診で、処方箋出してもらって終わりではなかろうか?

これって少しの勉強と経験で誰でも出来ないか?この一般的な診療なら看護師でも出来ると思う。

尿検査、血液検査のデータをパソコンに入力すれば、どこがどう異常なのかコンピューターがはじき出してくれるシステムも容易に組めるだろう。



そこで、簡易医師、略して 「簡医」 という職種を新たに作ったらどうだろうか?


2年くらいの勉強で取れる資格。専門的な医療行為は出来ないが、毎日のデイケア的な診察は出来る。そこでみつかった専門医療が必要な患者は、大きな病院に回す。そうすれば大きな病院も本当に必要な患者が治療をはやく受けられるようになる。

もちろん専門医では無いのだから、収入はそれほど多くは出来ない。

そして全員国家公務員にする。人気の都市部だけに集中するのを防ぐため。

地域の人口と、患者の数を考慮して収入が決定される。たとえ人口100人の地域だとしても、人口100万の都市部の簡医以上に稼げるようにする。

もちろん不正には厳罰。公務員だけれどもクビ上等!!

今後のさらなる高齢化社会に対応するには、簡医の導入しかないと思う。