2 / (JYJ+東方神起)の間柄について ~"表面上で"ぶつかり合う2人~ | 目指すは野蛮な文化人

2 / (JYJ+東方神起)の間柄について ~"表面上で"ぶつかり合う2人~

タイミングを逃した記事シリーズ②


ジェジュンチャンミンのカップルについて


今回は「ジュンシム」。


私はカップルの名前を覚えることが苦手なのですが、「ジュンシム」については自分でもびっくりするくらい


すぐに覚えられました。なまえが特徴的で覚えやすいし、チャンミンとジェジュンがふざけながら殴り合っている映像を


5人を調べるなかで結構観た気がして、印象づけやすいカップルでした。


チャンミンも自身で言っていますが、チャンミンが関わるカップルのなかでは唯一の人気カップルでしたね。


ジェジュンが母で、チャンミンが息子という関係性に当てはめることが出来、ほっこりするようです。


最初はあまりピンと来ませんでしたが、その関係性も理解はできるようになりました。


東方神起のカップルというサービスにより、逞しくなる私の想像力。



1.カップルの特色


一般的には母ジェジュンと息子チャンミンのようなイメージでしょうか。ジェジュンがあれこれチャンミンに


干渉したり、世話を焼き、チャンミンが反抗しながらも結果的に甘える面もあるという感じでしょうか。


確かにそういった場面は多かったです。2人でビシバシふざけながら殴り合ったりして、年下のチャンミンが勝つ、みたいな


流れも面白かったです。でも私にはそれが完全なる表面上の付き合いにしか見えませんでした。


母と子のような関係性に見えることもあったかもしれませんが


それはジェジュンとチャンミンの本質ではなかったように思います。普通に仲は良かったとは思いますが。


彼らは表面上、ビシバシ殴り合い、ふざけ合って楽しんでいたし、ファンを大いに楽しませました。


でも中身をぶつけ合うほどの関係性には最後までならなかったように思います。


ファンが思う「ジュンシム」と本当の「ジュンシム」には結構な乖離があったのでは、と個人的には思います。



2.ジェジュンにとってのチャンミン


完全に可愛がっていましたよね。機嫌の良いときのジェジュンはかなりチャンミンの世話を焼いていたと思います。


年上としてチャンミンをフォローしてあげたい、チャンミンにきついことを言われても、電話を急にきられても


許してあげたくなるような対象だったと思います。ジェジュンにとってチャンミンは庇護の対象だったわけです。


逆に言えば、実は対等じゃなかったように思います。


ジェジュンは基本的にチャンミンのお兄さん(お母さん?)として、彼を守りたかったんだと思います。


でもその思いの大きさと尊さとは裏腹に、ジェジュン自身も不安定なところがあり、


チャンミンを上手く守れていないときもあったかもしれません。もう少し早く、「庇護の対象」ではなく


対等な立場」へ上手くスイッチ出来ていれば、お互いの本心や考え方を共有できたかもしれません。


未来も違ったかもしれませんね。



3.チャンミンにとってのジェジュン


チャンミンが最も気を遣っていた人物がジェジュンだったと思います。


基本的に5人時代のチャンミンはまわりに気を配り、気を遣い、よく周りを見ていました。


そして年上組ということもあるのか、ユノとジェジュンに対してはチャンミンは特に気を遣っていたと思います。


ただユノに対しては、気を遣いながらもある程度本音を言えていたように思います。


ユノがチャンミンをだんだんと「頼もしい信頼できるメンバー」として、対等の位置まで引き上げたからです。


自分の本音を言うためには、「自分は認められている」という実感がチャンミンには必要だと思います。


結局チャンミンは5人の東方神起が終わるまで、ジェジュンには大変気を遣っていたと思います。


ジェジュンの調子がいい時は遠慮なくチャンミン節を炸裂させていましたが


ちょっと言い過ぎたかな、というときにはジェジュンの顔色を窺うし、反応を窺うし


なんというか、チャンミンが少し怯えるような仕草を見せることがあったと思います。


もちろん、世話を焼いてくれる、甘やかしてくれる先輩ではあったと思いますが、


どうしても本音ではぶつかり合えない壁が最後まであったように私は思います。



4.このカップルが東方神起(5人時の)に与えた影響


ものすごく浅はかなコメントですが、外見面で東方神起のレベルを上げていたように思います。


もちろん、好みは千差万別ですが、一般的に日本で外見が良いとされるメンバーはジェジュンとチャンミンだった


ように思います。韓国のアイドルや俳優にはユノやジュンスのようなキリッとした顔立ちの方が結構いると


思いますが、(昔の)ジェジュンやチャンミンのような顔立ちはあまり多くないように思います。


日本にそれなりになじみやすい顔立ちだったように思います。


そして2人は母と息子というキャラ設定も分かりやすく、このカップルは純粋にやりとりが面白いなと


思っています。彼らが見せるコントのようなトークは本当に面白かった


ただし、コントの設定上で、どんなに殴り合ってもぶつかり合っても実際の距離は一時的にしか変わらなかったように思います。


カップルトークで、殴り合うことで2人には壁がなくなった、殴ることで壁を壊したと話していましたが


残念ながら、そんなに簡単に壊れるような壁ではなかったように思います。


執筆日:2011年1月20日、2月8日、2015年1月30日