病院の近くにある公園に頻繁に行った。
車椅子に座っていられる時間がそんなにないから、すぐ帰ってくるけど。

北海道は道路が広い。
雪たくさん降るしね。
歩道も雪解けした水がたまらないように斜めになってて、
車椅子を押すのは本当に大変そうだった。


病院は小さいので20分もあれば十分まわれる広さだった。

毎日病院の中をまわって、本当に飽きた。

病院の中にある売店にも毎日通った。
すっごい小さくて
欲しい物なんて無かったけど。

妹達がまた北海道に来てくれることになった。
すごく嬉しかった。

すごく楽しみだった。
1日1日その日が来るのを待ち望んだ。

暇だった。

暇潰しさえできなかった。

こんなの全然わたしじゃない。
自分が自分じゃないような気がした。

思うような生き方は何一つできなくて、
生き方どころか人に助けてもらわないと生きていけない。

死んだのと何が違うんだろう、と思った。