人さまのことを、書くことは、あまりよくないことですし、責任が伴います。
だけど、書かずにはいられなくて、。
悲しい知らせ。テレビやスマホをのぞくたび目に飛び込んできた今日の悲しいニュース。
彼女のブログも、アメンバーになり、いつも読んでいたものですから、
とてもとても悲しいです。
夜になったいま、単純に、もうこのブログが彼女によって更新されることもないのだと思うと、寂しいです。
気がつけば、彼女のブログを見ることは、私の日課にもなっていました。更新なさっていない日は、遡ってまた読み返してみたり。
がんの公表をきっかけに、始められたブログ。
私も母をがんで亡くしていることもあり、初めは読むのに、勇気がいりました。辛そうだった姿を思い出すのもなぁと。
にもかかわらず、、
ご自身が病気になり大変な状況の中、彼女のブログは、常に人を思いやり、明るく前向きで、気がつけば励まされてばかりでした。
たくさんの励ましや、多くのメッセージを残してくれています。
周りの人への感謝、愛、
弱っている姿を見せたりすること、どんな時も前を向いて進む姿勢。
到底真似できるようなことではありません。
「まだ34歳の若さで可哀想に。小さい子どもを残して可哀想に。 そんなふうに思われたくありません。
なぜなら 病気になったことが、私の人生を代表する出来事ではないからです。」
いつかブログで言った小林麻央さんのこの言葉がすごく印象に残っています。
私も、思うのです。
母の、最後の言葉はなんだったかなー、とか、
もっとああすればよかった、こうすればよかったとか、
でもそんなことはどうでもよくて、
長くても短くても、重ねた日々が全てだということ。大変だった瞬間だけを切り取ってはいけないこと。
母が亡くなった時、
何でだろう、とか、何でうちの家族だったんだろう、と思ったこともあったけれど、
母の友人の女医さんに、
「残念だけどね、こればっかりは。決まってるんだよ、寿命ってね。」
そう言われて、嘘か本当かはさておき、とても救われた気がしました。
愛する人や子どもを置いて旅立つことは、心残りだと思います。
母も、心配で心配で仕方ないのなら、
あの世に行ったら全てリセットで、
また新しい人生!のほうが楽なのではないかな、と思ったりもします。
この世を、生前、と言うくらいですから、もしかしたら「あの世」の方が
本番なんじゃないか、とか。それはそれでさみしいけど、仕方ない!
でもきっと、目の前からいなくなってしまった大切な人は、残された大切な人たちの中に入って、一緒に生きるのです。目の前にいる時よりも近く!
今日は、朝から家族をハグしまくりました。
犬も子どもも、なんのこっちゃです![]()
日々の幸せに、感謝。
何事もなく過ぎていった昨日に感謝。
それから、自分だけは健康。自分だけは大丈夫。
これはないってこと。あらためて肝に銘じなければいけませんね。
34歳、やっぱり早すぎます。
麻央さんありがとう。
