前回の真未さん のインスタライブのカードリーディングで、エンジェルカードの ” 勇気 ” が出た。
真未さんが解説してくれて、そのカードの絵が人魚のアリエルで、メスライオンという意味だということと、女性が自分の強さを出していくことについて話してくれた。
私も、20代後半から30代前半までは強い女性を目指していたな〜と思いを馳せた。
~~~ 私の回想 ~~~
私は、25歳から夫と付き合いだした。
家業があるお家だったので、玉の輿かと思いきや家業が倒産して、夫はやりたかった業界に未経験で入って安い給料で激務をこなしていた。
彼が経済的に頼れない感じだったので、私はしっかり稼ごうと思ったのか?流れに身を任せていたら、派遣社員から外資系IT企業の正社員になった。
その頃、バリキャリが世間でもてはやされていたように私は感じていて、私もバリキャリを目指さなくちゃ!と思い込んだ。
元来の私は、おっちょこちょいで、詰めが甘くて、根気の続かないタイプだったので、今から考えると笑えてくるくらい可笑しい選択をしていた
仕事はチームでのシフト業務だったから、一応こなしていた。
周りの同僚たちが優しくて、女性は私だけだった。
技術職とはいっても、構築したシステムの保守をする仕事だったので、IT業界内では楽な方の仕事だった。
保守業務だけだとルーティンばかりだけど、プログラミングもかじっていたので、それも任されて丁度よい負荷の仕事だった。
とはいえ、どんどん新しい技術開発がされるIT業界だったので、日々勉強だった。
技術的な勉強と平行して、外資系企業に必須?のTOEIC試験を定期的に受けさせられた。
1週間セミナーを受けて、専門分野の資格を取ってこいというミッションもあった
会社が出してくれるけど、ウン十万の参加料がかかっている💧
彼と結婚した後も、お互いの仕事が忙しくて会社と家との往復の生活だった。
週末は、たまにお出かけして楽しかったけど、生活を楽しむ余裕はなかった。
子供が産まれてからは、私はフルタイム勤務を続けたかったけど、頼りにしていた母が父の海外赴任に同行して行ってしまい、それまで母に頼り切りだった家事と育児と仕事のバランスを取れなくなった私は、精神的に限界だった。
時短勤務でごまかしながら仕事をしていたけれど、夫の仕事も忙しく、家事と育児の押し付け合いで、夫婦ケンカが絶えずいつ離婚してもおかしくない状態だった。
子供が3歳になろうという頃、私の会社の合併が決まって肩を叩かれた。
私は正社員になるまで派遣だったので、また派遣で働けばいいと思っていたけど、10年以上務めた会社をリストラされたショックが大きくて再就職先を探す気力が私にはなかった。
それから3年間は、専業主婦として子供の幼稚園の送迎をする生活になった。
仕事しかしてこなかった私は、急にできたたくさんの空き時間をどう過ごしてよいのか分からず、途方にくれた。
ママ友と一緒にお茶をしたり、手芸をしたりしたけど、心が空虚なままだった。
精神が不安定なままだったので、体調も悪くて病院ばかり通っていた。
他のママ友が二人目の子供を産むのをみて、子供が多かったら充実するし楽しいかもしれないと、妊活に励んだけれど上手くいかず。
この頃は、本当に自分の中をほとんど見ていなかったから、周りが望むものや周りがやっていることに自分を合わせようとしていた
娘が10歳の頃に2度目の流産をして、私はもうそのままの生き方をしていくことに限界を感じた。
それからは、自分に向き合うために yukari先生 のヨガに定期的に通い始めた。
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こうやって振り返ってみると苦しい時期もあったけれど、自分と向き合うために必要なステップだったのだと今は感じる。
たまに派遣でちょっと働いて、今は専業主婦をしている。
自分と向き合うことは、5年前から続けている。
強い女性というお題があると、つい昔の自分を思い出してしまうけれど、自分に向かない強い女性を目指してみるもよし、のんびりマイペースもよし、やってみないと分からないこともあると最近はしみじみ感じる🌿
今は、"女性だから" と冠言葉をわざわざつけず、私がコレをやりたいってことをやればいいと思っている