ファリャという作曲家は、スペインの激動の時代を生きた人でした。

知っているようで知らない、スペインの歴史をもう一度ゼロから勉強しようと思い、本を探しました。

セルバンテス文化センターの図書館から、区の図書館など。

 

スペイン語のはもちろん、日本語の本もたくさんありました。

一番面白かったのは、「世界の教科書シリーズ スペイン高校歴史教科書」。

 

当時の出来事を、異なる立場で書かれた文献、写真、絵画を添えて紹介してあります。

自分で考えながら読んでいく過程が面白いです。

歴史って実は面白いんだなあ、と感嘆しました。

ちょっと高かったけれど、購入してしまいました。

 

1つの章を読み終えて、違う本を読み比べると、大体の流れがよくわかってきます。

 

エル・シッドのようなスペインの戦国時代の騎士、

植民地獲得の時代に、金銀に目が眩んだ征服者に搾取される現地の人々の人権のため、戦ったスペイン人達のこと(スペインのサラマンカ大学ではデ・ビトリアが世界で初めて基本的人権の講義をしました)

スリリングで感動的な逸話がたくさんあって、とっても楽しい時間です。