あけましておめでとうございます。

昨年12月中頃に新型コロナに罹りました。ガーン。本当、ガーンって久々に思いました。


年明けてからも家の中でもマスクを着けて、手指消毒も欠かさず、洗濯もこまめにしました。洗顔時のタオルはペーパータオルです。ゴワゴワしないやつもあるんですよ。ペーパータオル、何種類も買いました。


トイレに置くやつは流せるやつですよ。便利です。


普段、すごく気をつけてるんです。年寄りの介護してますしね。夫も厳しいし。


どこで感染したのか分からずじまいでしたが、誰にも移しませんでした。

感染力強いんか、弱いんか、どっちなん。


マスクは本当に欠かさないです。実家にいる時も、ほぼ外しません。発症前日、友達と会ったんですが、食事の時以外は外していません。食事が終わるとすぐに着けましたし、その友達は感染していませんでした。


皆様もお気をつけください。


症状なんですが、37度6分の発熱が3日ほど。鼻づまりと喉の痛みがひどかったです。 発症3日目には嗅覚がなくなり、少しして味覚もなくなっていることに気づきました。

フレーバーが全くしないんですよね。

しょっぱさや辛さは感じるんですが、香りがしない。甘味も全くではないのですが、感じなくなりました。

お茶を飲んでる感じはしますが、なんのお茶かコーヒーか全く分からず。


口の中の触覚はすごく敏感なんですね。口に入れたものが水なのか、お茶なのか、豆乳なのかくらいはわかるんですよ。とろみとか舌触りで。

あと、化学調味料の味というか口に広がる薬っぽさなんかも感じるんです。不思議な感じでしたね。鈍感なの?敏感なの?って周りにも言われました。


家族にすごく気の毒がられたんですが、味がしないだけで、まずいわけではないので、食事がつらいとは思いませんでした。

それより、これは味するかな?こっちはどうかな?とあれこれ味見してお腹いっぱいになりました。


キャラメル味が全くしなくなって、「キャラメル・ザックル」を無駄に一袋食べました。味がしないから満足できず、大量に食べてお腹が痛くなりました。

ハーゲンダッツのヘブンリーキャラメルの味がしなくて、バニラでも同じだったことに途中で気づいてガッカリしました。


お腹の調子はまだあまり良くなっていません。痛いわけではないのですが、なんとなくゴロゴロしています。


鼻づまりがひどくて、しつこかったのですが10日後くらいから良くなって来ました。それと共に嗅覚は戻りました。


味覚は完全に治ってはいないようです。お正月に食べる煮物も、いつもは適当に調味料入れて味見しつつ仕上げますが、出汁から計量しましたよ。調味料もきっちり計量しました。


お雑煮のお汁はあまり味がしないのを良いことに自分の分は薄味にしました。塩分カットが苦にならない。夫には出汁が濃すぎると言われました。「でも、まあ、仕方ないよな」と付け足していましたけどね。文句言うなら自分で作り直せばいいよね。


今日もカレーを作ったのですが、薄味でした。そんなはずないんだけど。薄かった。作ってる間も匂いがあんまりしなかった。満足できんかった。




さて、今日は「ハンニバル・ライジング」を鑑賞しました。アマプラです。


もうすぐ主演ギャスパー・ウリエルの命日です。昨年1月19日スキー事故で亡くなりました。享年37歳。

まだ若くて、活躍も期待されていました。ほんとーに残念です。


皆様ご存知、「レッド・ドラゴン」「羊たちの沈黙」「ハンニバル」に登場した世界で一番有名かもしれないサイコパス、ハンニバル・レクター博士の若き日のお話です。


レクター博士を演じた俳優さん達をあげます。



「刑事グラハム/凍りついた欲望」最初の映画化作品です。後に「レッド・ドラゴン」のタイトルでリメイクされます。レクター博士ブライアン・コックス「ボーン・アイデンティティ」「ボーン・スプレマシー」ワード・アボット、裏切り者のCIA職員が印象深いです。



ちなみに相手役の(「レッド・ドラゴン」エドワード・ノートンが演った)ウィル役は「CSI」でお馴染みのウィリアム・ピーターセンでした。



「羊たちの沈黙」はアカデミー賞も受賞してます。ジョディ・フォスター主演、レクター博士「ハンニバル」「レッド・ドラゴン」同様、アンソニー・ホプキンス、一番印象が強い、レクター博士です。



そしてテレビシリーズではマッツ・ミケルセンがシリーズ3作品、全39話を演じました。


ブライアン・コックスは細かくいうとスコットランド出身、アンソニー・ホプキンスイギリス出身、マッツ・ミケルセンデンマーク出身です。そして、今作「ハンニバル・ライジング」ギャスパー・ウリエルフランス人です。

たくさんいるレクター博士の中でも美しいです。一番ハンサムですよね。


「ハンニバル・ライジング」簡単に説明します。


戦時下のリトアニアでソ連軍とドイツ軍の争いに巻き込まれて、まだ幼いハンニバルが両親を亡くします。自宅のお城はドイツ軍に占拠され、妹ミーシャと山小屋て暮らすハンニバルは地元民でありながらナチスドイツに協力する輩に隠れ家で拘束されて食糧や財産も奪われてミーシャも殺されます。8年後にはハンニバルはソ連の収容施設となったお城に孤児として収容されています。心に傷を負い、口もきけなくなったハンニバルがフランスの叔母のところに身を寄せて、妹ミーシャの敵討をするお話です。


ハンニバルがカンニバル・ハンニバルとなってしまった過去の残酷な出来事が描かれます。

残酷なので万人受けしないかもしれません。


若きギャスパーが狂気に瞳を輝かせ、殺人者を演じます。興行収入こそ、シリーズの中では低いのですが、レクター博士の生い立ちを知ることができるので必見作品です。



ハンニバルの敵役グルータスを演じたのはリス・エヴァンスです。

「アメージング・スパイダーマン」リザード「キングスマン:ファースト・エージェント」グレゴリー・ラスプーチンTV「エレメンタリーホームズ&ワトソンin NY」「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」などにも出てます。何度も言いますが、「ノッティングヒルの恋人」スパイクが超好き。

敵役は何人もいるんですけど、もう一人だけ紹介します。



コルナスケヴィン・マクキッドです。グルータスは戦犯グループのリーダーで戦後も悪事に身を染めていますが、コルナスは家族を持ちレストランを経営しています。


ケヴィン・マクキッド「トレイン・スポッティング」トミーですよ。アメリカのテレビシリーズ「グレイズ・アナトミー」オーウェンは意外と長く出演していましたよね。サンドラ・オー演じるクリスティーナの恋人でした。知っている人は少ないかもしれませんが「ジャーニーマン」で主演でした。打ち切られて残念でした。



他にポピール刑事役でドミニク・ウェスト、そのポピール刑事に戦犯として捕らえられたルイ役にポール・リッターが出てました。


ドミニク・ウェストはテレビシリーズの「レ・ミゼラブル」ジャン・バルジャン「アフェア情事の行方」の主人公ノア

最近では「ダウントン・アビー/新たなる時代へ」にも出てますよ。



ポール・リッター「007慰めの報酬」「ハリー・ポッターと謎のプリンス」テレビシリーズ「大いなる遺産」「ヴェラ〜信念の女刑事〜」などに出演されています。私が観る映画やドラマに出演が多くていつの間にか覚えてしまいました。


「ヴェラ」ではDr.ビリー、監察医でシーズン3まで出演していました。

残念なことに2021年4月に54歳で亡くなられています。




女優さんはコン・リーハンニバルの叔父さんの奥さんでムラサキと言う日本人の役ですがご本人中国人ですね。ムラサキって…。


お正月早々、残酷シーンの多い映画を選んでしまいました。


私、今年は占いもかなり良くないんですよ。

なんか大変なことが起きる予感がしなくもない。


とりあえず、味覚が完全に戻りますように!これが新年の願掛けということで。

キャラメル味が恋しい。

嗅覚が人間離れしているレクター博士が羨ましいです。


味気ない私ですが、今年もよろしくお願いします。