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ある日の夜、急に父が
「歩けない！！力が入らん！！」
と言う。
まぁ・・
日頃の行動見てたら…
…そうなるよね
なんだけど、父はひたすら
「ちくしょー、なんだよ！この足が！！」
と、苛立ちあらわに
そばで助けようとする母に
「なにやってんだ！！どこ支えてるんだ！下手くそ、でれすけ！！」
と、暴言吐きまくり
なんとかその時は、トイレは尿瓶で済ませ、ベッド上で過ごした。
それが家の中だけならいいのだが
翌日、なんとかデイサービスには行き、その帰りの送迎で
車から降りるなり
フラフラ〜としゃがみこむように倒れ込み、
スタッフさんが支えてくれて、
母が、かけよる
母にむかって父怒鳴る
「何やってんだよ！早く車椅子持って来い！こののろま！！
グズグズするな、この畜生！！」
スタッフさんも思わず無表情にこわばる…
私も、その声に驚き
いつも出迎えは母だけだが、
表に出て、
スタッフと代わり
父を家の中へ
母も、ウロウロするばかりで
パニックあらわ
父の暴言は続く
その後は、落ち着きを取り戻し
徐々に、父も自分でゆっくり歩く
下半身の筋肉はやせ細り華奢な体つき。
けれど、父の中では
「施設のリハビリが下手だ、時間も短いせいだ…」
と、歩けないのはリハビリのせい
（私）「リハビリの時間だけじゃなくて、教えてもらった動きを
家でもやろうね、続けなきゃね…」
（父）・・・『無視』
(￣ヘ￣;)
(ಠ_ಠ)
ささやかなことだが…
こんなやり取りも…ストレスになる。
デイサービスでは、外面良くニコニコして、
スタッフさんを褒めまくり
同じ利用者さんに対しては
迷惑行動の方々を非難する言動…
家にいれば、テレビつけっぱなして見てたり寝てたり…
家族が一緒に観ていても
チャンネル バチバチ…バチバチ…変えまくり
暑い日、尿で汚れた布団類をコインランドリーへ行く
そんな裏方も気づかない
また当たり前のように、
過ごす父に、嫌悪すら抱く
不意に脳裏には、
家を出る計画を立ててしまうが、
現実的に、3回は喧嘩して家を出る予定になったこともあったが
結局、親の涙と土下座でもとに戻る
そこから生活が変わるのかといえば、
何も変わらない
ダンナが良く言うことが、
親が私に対して
頼む際の“お願いします”も、頼んだ後の“ありがとう”も全くないね。
私は、自分の親に慣れてしまったせいか、あまり気にせず
当たり前にやっていたが、
言われて確かに…と、気づく
時代かなと言えばそれまでたが…。
いいように利用されているような気分
親子なので面と向かって
「お願い」とか「ありがとう」って大事だよ。
と、言ったこともあるが
その場しのぎの
「あ〜、はい ありがとね」で終わり
複雑…
自分の親でさえ
こんな気持ちになるのだから、
義父・義母の介護にたずさわる
うちのダンナさんも、世のお嫁さま達も考えると、胸が詰まる
母からは、
「お父さんの介護までには、yoriの病気が治ってて、良かったぁ」
と言われたが…
治ってないし、努力してなんとか動いてるし、
1日終われば、全身痛むし
食事の用意など、
まれに体が、辛くて痛いことを訴えても
「あら、無理しないで、私たちの用意をやったら、ゆっくり休んでね」
と言われる…無意識スパルタ？！
けれど、
なんとボヤいても
その時々の判断をしてきたのは自分だし、
結局、自分の体の弱さも足かせになって
なんの行動もできないので
どうしたものかと
悩みつつ、もがきつつ、目の前のことで精一杯になるばかり。
✽✽✽ 癒し ✽✽✽
(~￣³￣)~
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