防火管理者に関する次の記述のうち、消防法の規定によれば、誤っているものはどれか。

 

 

❶居住者が50人以上である共同住宅では、防火管理者を選任する必要がある。

 

❷高さ20mを超える建築物では、統括防火管理者を選任する必要がある。

 

❸甲種防火対象物である共同住宅についての防火管理者の資格を有する者には、当該共同住宅において防火管理上必要な業務を遂行することができる管理的又は監督的な地位にあるもので、総務大臣の登録を受けたものが行う甲種防火対策物の防火管理に関する講習の課程を修了した者が含まれる。

 

❹防火管理者の業務の中には、消防の用に供する設備、消防用水又は消火活動上必要な施設の点検及び整備がある。

 

 

 

宝石紫

 

 

 

宝石ブルー

 

 

 

宝石白

 

 

 

宝石緑

 

 

 

宝石赤

 

 

 

 

正解は❷ 高さ31mを超える建築物で、その管理について権原が分かれているもののうち消防長もしくは消防署長が指定するものの管理権原者は、統括防火管理者を協議して定めなければならない。

 

❶共同住宅で収容人員が50人以上の場合、その管理について権原を有する者は、政令で定める資格を有する者のうちから防火管理者を定めなければならない。

 

❸甲種防火対象物である共同住宅で防火管理者の資格を有する者は、総務大臣の登録を受けたものが行う甲種防火対象物の防火管理に関する講習の課程を修了した者で、当該防火対象物において防火管理上必要な業務を適切に遂行することができる管理的・監督的な地位にあるものが含まれる。

 

❹防火管理者の業務は次のとおり。

 ①防火対象物についての消防計画の作成

 ②当該消防計画に基づく消火・通報・避難訓練の実施

 ③消防用設備等の点検・整備

 ④火気の使用・取り扱いに関する監督

 ⑤その他防火管理上必要な業務