民事訴訟法の「少額訴訟に関する特則」に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

 

 

❶少額訴訟による審理及び裁判を求める旨の申述は、訴えの提起の際にしなければならない。

 

❷少額訴訟における被告は、反訴を提起することができない。

 

❸少額訴訟における被告は、所定の時期までは、当該訴訟を通常の訴訟手続に移行させる旨の申述をすることができる。

 

❹少額訴訟の終局判決に不服のある当事者は、その判決をした裁判所に異議を申し立てることはできないが、地方裁判所に控訴することはできる。

 

 

 

宝石紫

 

 

 

宝石ブルー

 

 

 

宝石白

 

 

 

宝石緑

 

 

 

宝石赤

 

 

 

 

正解は❹ 少額訴訟の終局判決に対しては、控訴ができない。また、少額訴訟の終局判決に対しては、判決書または判決書に代わる調書の送達を受けた日から2週間の不変期間内に、その判決をした簡易裁判所に異議を申し立てることができる。

 

❶少額訴訟による審理および裁判を求める旨の申述は、訴えの提起の際にしなければならない。

 

❷少額訴訟においては、反訴を提起することができない。

 

❸少額訴訟では、被告は反訴を提起できないので、被告は、最初にすべき口頭弁論の期日において弁論をし、またはその期日が終了するまでは、訴訟を通常の手続に移行させる旨の申述ができる。