不動産登記法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

 

 

❶登記記録のうち、建物の表題部には、所在地、家屋番号、種類、構造、床面積及び固定資産税評価額が記載される。

 

❷登記記録は、表題部と権利部に区分して作成され、権利部は甲区と乙区に区分され、所有権移転の仮登記は乙区に記録される。

 

❸区分建物が属する一棟の建物が新築された場合における表題登記の申請は、新築された一棟の建物に属する他の区分建物の全部について併せて申請されなければならない。

 

❹区分建物の表示に関する登記における区分建物の床面積は、各階ごとに壁その他の区画の中心線で囲まれた部分の水平投影面積により算出する。

 

 

 

宝石紫

 

 

 

宝石ブルー

 

 

 

宝石白

 

 

 

宝石緑

 

 

 

宝石赤

 

 

 

正解は❸ 区分建物が属する一棟の建物が新築された場合、または表題登記がない建物に接続して区分建物が新築されて一棟の建物となった場合における当該区分建物についての表題登記の申請は、「新築された」、または区分建物が属することとなった当該一棟の建物に属するたの区分建物についての表題登記の申請と、併せてしなければならない。

 

❶登記記録の表題部には、所在地、家屋番号、構造、床面積等が記録されるが、固定資産税評価額は記載されない。

 

❷登記記録は、表題部と権利部に区分して作成される。さらに権利部は、甲区と乙区に区分される。そして、所有権移転の仮登記は、所有権に関する登記なので、甲区に記録される。

 

❹建物の床面積は、各階ごとに壁その他の区画の中心線(区分建物にあっては、壁その他の区画の内側線)で囲まれた部分の水平投影面積によって算出する。