管理組合法人に関する次の記述のうち、区分所有法の規定によれば、誤っているものはどれか。
❶管理組合法人は、理事の任期を5年と定めることができる。
❷管理組合法人は、代表権のない理事を置くことができる。
❸管理組合法人は、管理者を置くことができない。
❹管理組合法人の監事は、理事又は管理組合法人の使用人を兼ねてはならない。
正解は❶ 理事の任期は2年とする。ただし、規約で3年以内において別段の期間を定めたときは、その期間とする。したがって理事の任期を5年と定めることはできない。
❷理事が数人あるときは、各自が管理組合法人を代表するが、規約や集会の決議によって、管理組合法人を代表すべき理事を定めることができる。したがって、代表権のない理事を置くこともできる。
❸管理組合法人には、管理者の規定は適用されない。したがって、管理組合法人には、管理者を置くことはできない。
❹監事は、理事または管理組合法人の使用人と兼ねてはならない。